京セラ(Kyocera) 旧リョービ 回転式 バリカン ABR-1300

延長ポールは付属しておらず、立ったまま作業できるオプションについても製品情報から確認できませんでした。そのため、使用時は本体を手で持って地面に近い位置で作業する必要があります。これにより、長時間の作業や広い範囲の刈り込みでは、腰をかがめる姿勢が続き、体への負担が大きくなる可能性があります。主に狭い範囲のキワ刈りや部分的な手入れに適しています。

刈込角度を調整する機能は搭載されていません。本体を地面と水平に保つ姿勢で作業を行うことが基本となります。壁や塀の際、木の根元など、角度をつけて刈り込みたい場所では、本体の向きや角度を調整しながら手作業で対応する必要があり、作業の難易度が上がる可能性があります。まっすぐな場所や平面の刈り込みには問題ありません。

刈り取られた芝を集める集草ケースは付属していません。芝刈りカスは刈込口の前方に排出されるため、作業後には別途ほうきやブロワなどを使用して刈りカスを集める後片付けが必要です。集草ケースがないことで本体の構造がシンプルになり軽量化には貢献していますが、後片付けの手間は発生するため、作業時間全体を考慮する必要があります。

刈込高さを10mm、15mm、20mmの3段階にワンタッチで簡単に調節できます。これにより、芝生の状態や季節、またお好みに合わせて適切な長さに刈り込みを行うことが可能です。手軽に高さを変えられるため、場所によって刈る高さを調整したい場合にも便利です。 uniform な仕上がりを実現するための基本的な機能として有効です。

この製品はバッテリーを使用する充電式ではなく、電源コードをコンセントに接続して使用するコード式です。そのため、バッテリー残量表示機能は搭載されていません。作業中に電源が突然切れる心配はありませんが、作業場所が電源コンセントの近くに限られるという制約があります。電源が入っているかどうかは、動作音などで判断することになります。

ブレードは交換可能な構造になっていると考えられますが、芝生を刈る以外の用途（例：枝切りや延長ポールへの交換など）に使用できる多機能アタッチメントへの交換機能は搭載されていません。本機は芝生バリカンとしての基本的な機能に特化しており、一台で様々な園芸作業を行いたい場合には、別途それぞれの用途に合った工具を揃える必要があります。