Pixio PS1S Wave Black

本製品は上下、左右、前後、回転といった基本的なモニター位置調整機能を備えています。これにより、ユーザーはモニターを自分にとって最適な高さや距離、角度に柔軟に調整することが可能です。作業姿勢の変化に合わせてモニターの位置を調整することで、首や肩への負担を軽減し、長時間のデスクワークを快適に行うことができます。モニターアームの導入により、デスク上のスペースも有効活用できるようになります。スタッフの評価でも、モニターが思う場所に移動できて良かったという声が複数見られます。

本製品は、デスクの端に挟んで固定するクランプ式と、デスクに開けた穴を利用して固定するグロメット式の両方に対応しています。これにより、ユーザーは自身のデスクの形状や環境、または好みに合わせて最適な固定方法を選択することが可能です。クランプ式は手軽に取り付け・取り外しができ、デスクに傷をつけにくいメリットがあります。一方、グロメット式はよりしっかりと固定でき、安定性を重視する場合に適しています。どちらの方法でも安定してモニターを支えることができます。

本製品には、アームの内部や専用のカバーを使ってモニターケーブルを隠すケーブル収納機能は備わっていません。モニターからのケーブルはアームの外部を通すことになります。そのため、配線をすっきりと整理したい場合は、別途市販のケーブルクリップや結束バンドなどを使用して、アームに沿わせてまとめる必要があります。この点が、ケーブルを完全に隠して見た目を重視するユーザーにとっては注意が必要です。より高度なケーブルマネジメントを求める場合は、他の製品と比較検討することをおすすめします。

本製品の製品情報や説明からは、工具を使わずにモニターをアームから簡単に着脱できるクイックリリース機構のような機能は確認できません。モニターの取り付けや取り外しには、付属のネジや工具を使用してVESAプレートをアームに固定する必要があります。そのため、頻繁にモニターを交換したり、アームから取り外して持ち運んだりする用途にはあまり向いていません。一度設置したモニターをそのまま使用し続ける、一般的な用途には問題ありませんが、着脱の手軽さを重視する場合は注意が必要です。

本製品は、取り付けたモニターの重さに応じてアームの張力（硬さ）を調整するためのネジを備えています。この調整を行うことで、モニターが適切な位置で静止するようにアームの動きを最適化できます。モニターが軽すぎてアームが跳ね上がってしまう場合や、重すぎてアームが下がってしまう場合に、付属の説明書に従ってネジを回して調整します。この機能により、様々な重量の対応モニター（1～9kg）に対してアームのバランスを取ることが可能ですが、スタッフの評価にもあるように、初めての場合や慣れないうちは調整に少し手間取る可能性があります。

本製品は、モニターを水平方向（ランドスケープ）だけでなく、垂直方向（ポートレート）にも回転させることが可能です。製品仕様の可動域（回転）が「+180° ～ -180°」、つまり360°回転に対応しているため、これによりモニターを90度回転させて縦長の表示にすることができます。縦画面表示は、プログラミング、ウェブサイトの閲覧、長い文書の作成などで特に役立ちます。作業内容に合わせてモニターの向きを手軽に変更できるのは、この製品の便利な機能の一つと言えるでしょう。