オカムラ シルフィ― ハイバック C687XR-FSF1

座面の高さ調整、奥行調整、背もたれのカーブ調整、アームレストの高さ・前後・角度調整、リクライニングの角度調整（前傾・後傾）と、各部位が独立して細かく調整可能です。これにより、ユーザーの体型や作業内容に合わせて最適なポジションを構築でき、長時間の作業でも身体への負担を最小限に抑えることができます。特に、背もたれのカーブを体格に合わせて調節できる「バックカーブアジャスト機構」は、腰部へのフィット感を高め、快適性を向上させます。

背と座がシンクロしてリクライニングする機能が搭載されており、ユーザーの姿勢変化に合わせて背もたれと座面が連動して動きます。これにより、リクライニング時も身体への負担が少なく、常に適切なサポートを維持できます。直立姿勢から後傾姿勢、さらには前傾姿勢まで、多様な作業姿勢に柔軟に対応し、作業中の集中力維持と疲労軽減に貢献します。

座面には硬さの異なる3種類のウレタンを一体成形した「異硬度クッション」が採用されています。前方は太ももを圧迫しないように柔らかく、後方はお尻をしっかりとサポートする硬めのクッション構造により、着座時に一点に集中しがちな体圧を効果的に分散します。これにより、長時間座っていてもお尻や太ももへの負担が軽減され、血行不良による痺れや痛みを防ぎ、快適な座り心地を維持します。

本製品はハイバックタイプですが、ヘッドレストの調整機能に関する具体的な記載はありません。スタッフレビューでは「ヘッドレストを付けるか悩みましたが、実店舗で試座してみたところ、175cmの私では肩にヘッドレストがあたり、違和感があったためヘッドレスト無しを購入しました。ヘッドレストの高さ調整ができるようになれば完璧なオフィスチェアになると思います。」とのコメントがあり、ヘッドレストはオプションであり、調整機能は限定的、または存在しない可能性が高いです。

アジャストアームは、肘パッド裏のボタン操作により、高さ調整（ストローク10cm）が可能です。さらに、肘パッドは前後に5cm、内側・外側にそれぞれ20度可動するため、ユーザーの体型やデスクの高さ、作業内容に合わせて非常に細かく調整できます。これにより、腕や肩への負担を軽減し、キーボード操作や筆記作業時にも自然で快適な姿勢をサポートします。

本製品は、直立姿勢から後傾姿勢まで23度、直立から前傾姿勢まで10度のリクライニングが可能です。このリクライニングは4段階で固定できるため、作業内容や休憩時に応じて好みの角度で固定し、快適な姿勢を維持できます。ロッキングの強さに関する具体的な調整機能の記載はありませんが、角度固定機能により、多様な姿勢での作業やリフレッシュをサポートします。