プラチナ万年筆 万年筆 #3776センチュリー ニース ロゼ 細字 PNB-20000R#5-2

この万年筆は大型14金ペン先（細字）を採用しており、滑らかな書き味と安定したインクフローが特徴です。金ペンならではのしなやかさが筆圧に応じて筆跡に変化を与え、書く楽しさを深めます。ピンクゴールドメッキは見た目にも美しく、所有欲を満たしてくれます。ただし、一部のユーザーからは、カリカリ感やインクフローによる太さの感じ方に個人差があるとの声もあり、最高峰の書き心地と比較すると若干の差が見られる可能性があります。価格を考えると十分な書き心地です。

安定したインクフローにより、書き出しからスムーズにインクが出ます。細字（F）のため、インクの出過ぎは抑えられており、紙の上での乾燥も比較的速いため、文字のにじみや擦れを軽減します。ビジネスシーンでの使用にも適しており、ストレスなく筆記を続けられます。

本体サイズは最大軸径15.4mm、長さ139.5mmで、重量は約20gです。このサイズと重量は、手に持った際の安定感に寄与しますが、一部レビューではキャップが重いと感じられる場合があるため、ポスト（キャップを軸の後ろに挿すこと）した際のバランスには個人差があるかもしれません。握りやすさは標準的ですが、長時間の筆記では好みが分かれる可能性があります。

本体はAS樹脂製ですが、半透明のロゼカラーとダイヤカット装飾により、見た目の質感は高く、高級感があります。14金ペン先は耐久性に優れていますが、AS樹脂は一般的な樹脂素材のため、金属製ボディなどに比べると、日常的な使用での傷や摩耗に対してはやや注意が必要です。長く美しく使うためには、丁寧な取り扱いが推奨されます。価格を考慮すると標準的な素材と言えます。

カートリッジ・コンバーター両用式なので、手軽なカートリッジインクと、豊富な色のボトルインクの両方を使えて便利です。最大の魅力は、プラチナ万年筆独自の「スリップシール機構」で、キャップを閉めればインクの乾燥を約2年間防ぎます。これにより、万年筆のメンテナンスの手間が大幅に減り、いつでもすぐに書けるため、初心者にも非常に扱いやすいです。ただし、コンバーターの装着が緩いというレビューが散見されるため、確認が必要です。

「スリップシール機構」により、キャップの気密性が非常に高く、長期間インクの乾燥を防ぎます。これにより、いつでもすぐに筆記を開始でき、持ち運び時のインク漏れのリスクも低減します。ただし、キャップの重さに関する指摘があるため、携帯時のバランスや筆記時の安定感には個人差が生じる可能性があります。