SHIMA SANGYO パリパリキューブ ライト PCL-31-BWR

この製品は温風乾燥方式を採用しており、生ごみを加熱して水分を蒸発させ、乾燥させることで体積を減らします。これにより、生ごみの量を約1/5に減らすことが可能です。乾燥させることで、生ごみの腐敗を抑え、嫌な臭いやコバエの発生を防ぐ効果も期待できます。乾燥時間は生ごみの量によって異なりますが、標準モードで約6時間、多めモードで約9時間かかります。乾燥後の生ごみは、そのまま可燃ごみとして出すことができます。

この製品には粉砕機能は搭載されていません。そのため、大きな生ごみは事前に小さく切っておく必要があります。粉砕機能がないため、乾燥機能のみで生ごみの減量を行います。粉砕機能がないことで、構造がシンプルになり、故障のリスクは低減されますが、生ごみの減量効果は乾燥機能のみに依存します。また、硬い生ごみは乾燥しにくい場合があります。

この製品には、活性炭を使用した脱臭フィルターが搭載されており、乾燥中に発生する嫌な臭いを効果的に吸着します。これにより、室内での使用でも臭いを気にすることなく、快適に生ごみ処理を行うことができます。脱臭フィルターは消耗品であり、定期的な交換が必要です。交換時期は使用状況によって異なりますが、4～9ヶ月に一度が目安です。フィルターを交換することで、常に高い脱臭効果を維持できます。

この製品には、自動停止機能は搭載されていません。乾燥処理が終わっても自動で電源がOFFになることはなく、手動で停止する必要があります。そのため、乾燥が終わるタイミングを見計らって、自分で電源を切る必要があります。自動停止機能がないため、消し忘れには注意が必要です。タイマー機能も搭載されていないため、時間管理は使用者自身で行う必要があります。

この製品は、運転音が約36デシベルと比較的静かな設計になっています。これは、図書館の中程度の騒音レベルに相当し、深夜でも使用できる程度です。ただし、完全に無音というわけではなく、乾燥中は多少の運転音がします。音の感じ方には個人差があるため、気になる場合は、事前に店頭などで確認することをおすすめします。静音性を重視する方には、おすすめできる製品です。

この製品には、自動運転モード機能は搭載されていません。生ごみの量や種類に合わせて自動で最適な運転モードを選択する機能はなく、常に手動でモードを選択する必要があります。標準モードと多めモードの2つのモードがあり、生ごみの量に応じて使い分ける必要があります。自動運転モードがないため、毎回手動で設定する必要がありますが、操作はシンプルなので、すぐに慣れるでしょう。