TERRAMASTER D5-300 USB3.1

本製品はApple Time MachineおよびWindowsのバックアップソフトに対応しており、これらのOS標準機能や市販のバックアップソフトウェアを利用して、接続されたHDDに自動的にデータをバックアップすることが可能です。これにより、大切な写真、動画、文書などのデータを定期的に保護し、万が一のデータ損失に備えることができます。製品自体に独自のバックアップソフトウェアが付属しているわけではありませんが、OSの機能を活用することで十分なバックアップ環境を構築できます。

製品概要に「独自の省エネ技術ごパソコンが休止状態に移行するため、D5-300Cが休止状態となり、消費電力を大きく抑えることが可能」と記載されており、パソコンの電源状態と連動して本製品も休止状態に移行する機能が搭載されていると考えられます。これにより、パソコンを使用していない間の無駄な電力消費を抑え、省エネに貢献します。電源のオン/オフを手動で行う手間が省けるため、利便性も向上します。

商品情報には、本製品自体にデータを暗号化する機能が搭載されているという明確な記載はありません。そのため、保存するデータのセキュリティを強化したい場合は、OSの機能（例: BitLocker、FileVault）や別途暗号化ソフトウェアを利用する必要があります。機密性の高い情報を扱う場合は、暗号化機能の有無を事前に確認し、適切な対策を講じることが重要です。

RAID 5運用時の注意点として「ケース前面のLEDインジケーターを時々確認が必要。壊れたら赤色に点灯するようです」との記載があり、HDDの状態をLEDで視覚的に監視できる機能が備わっていることが示唆されています。これにより、HDDの故障や異常を早期に発見し、データ損失のリスクを低減するための対策を講じることが可能になります。RAID管理ソフトウェアでも詳細な状態を確認できる可能性があります。

本製品はUSB接続の外付けHDDケースであり、基本的に1台のパソコンに直接接続して使用することを想定しています。NAS装置のストレージ容量拡張に利用できるとの記載はありますが、本製品単体で複数のパソコンからネットワーク経由でデータを共有する機能は持っていません。複数人でデータを共有したい場合は、本製品を接続したパソコンを共有設定にするか、別途NAS製品の導入を検討する必要があります。

スタッフレビューに「HDアクセス時の点滅が気にならず寝付け」という記述があり、HDDのアクセス状況を示すLEDランプが搭載されていることが確認できます。このランプは、データの読み書きが行われている際に点滅することで、ハードディスクが正常に動作しているか、あるいはデータ転送中であるかを視覚的にユーザーに伝えます。小型で目立たない設計のため、暗い場所でも邪魔になりにくいという利点があります。