GoPro GoPro HERO5 Session

GoPro HERO5 Sessionは、電子式手ブレ補正機能を搭載していますが、最新機種と比較するとその効果は限定的です。特に、激しい動きや振動のある環境下では、映像にブレが目立つことがあります。しかし、日常的な撮影や比較的穏やかな動きのシーンでは、ある程度の手ブレを軽減してくれます。より高度な手ブレ補正を求める場合は、上位機種を検討する必要があります。

GoPro HERO5 Sessionは、ハウジングなしで10mまでの防水性能を備えています。雨天時や水辺での撮影でも、カメラの故障を気にすることなく使用できます。ただし、水深10mを超える水中での使用や、長時間の水中撮影には適していません。また、防塵性能については明記されていませんが、一般的なアウトドア環境での使用には十分な耐久性があります。

GoPro HERO5 Sessionは、タイムラプス機能を搭載しており、一定間隔で撮影した静止画を繋ぎ合わせて、時間の経過を凝縮した動画を作成できます。しかし、撮影間隔の設定は限られており、より細かな設定が必要な場合は、他の機種を検討する必要があります。また、タイムラプス撮影中はスマホアプリでの構図確認ができないため、事前にアングルを調整しておく必要があります。

GoPro HERO5 Sessionは、スローモーション撮影に対応していますが、フレームレートは最大で120fps（720p）となっており、最新機種と比較すると性能は劣ります。また、スローモーション撮影時の解像度も限られているため、画質を重視する場合は注意が必要です。しかし、日常的なスローモーション撮影には十分な性能を備えています。

GoPro HERO5 Sessionは、Wi-Fi機能を搭載しており、スマートフォンアプリと連携して、撮影した映像の確認や設定変更、SNSへの共有などが簡単に行えます。また、アプリを使ってカメラをリモート操作することも可能です。しかし、接続に時間がかかったり、エラーで接続に失敗することがあるため、安定した接続を求める場合は注意が必要です。また、スマホとの接続中はスマホでのネット接続ができません。

GoPro HERO5 Sessionは、音声コントロールに対応しており、簡単な音声コマンドでカメラの操作が可能です。例えば、「GoPro、ビデオスタート」と言うだけで録画を開始できます。しかし、音声認識の精度は環境によって左右されるため、騒がしい場所ではうまく認識されないことがあります。また、音声コントロールを常時オンにしているとバッテリー消費が早くなるため、注意が必要です。