サンワダイレクト 小型シュレッダー 400-PSD025

紙を投入すると自動で細断を開始する機能ですが、投入口の中心にあるセンサーが反応しないと動作しない場合があります。そのため、用紙の端がセンサーから外れると停止してしまうことがあります。よりスムーズな自動細断を求める場合は、センサーの感度が高い機種や、投入口全体で感知するタイプのシュレッダーを検討すると良いでしょう。ただし、本製品は価格を抑えつつ、必要な機能を備えているため、多少の手間を許容できるのであれば十分な性能と言えます。

本製品には満杯センサー機能は搭載されていません。そのため、ダストボックスの容量を確認しながら、定期的にゴミを捨てる必要があります。ゴミ捨ての頻度を減らしたい場合は、より大容量のダストボックスを備えたシュレッダーを検討すると良いでしょう。また、ゴミ袋をセットできるタイプのダストボックスを選ぶと、ゴミ捨てがより簡単になります。ただし、本製品はコンパクトなサイズを重視しているため、ダストボックス容量はトレードオフとなります。

本製品には自動逆転機能は搭載されていません。紙詰まりが発生した場合は、手動で紙を取り除く必要があります。紙詰まりを頻繁に起こす場合は、自動逆転機能が搭載されたシュレッダーを検討すると良いでしょう。また、紙詰まり防止機能として、投入する紙の量を制限する機能や、紙質を感知して自動で細断速度を調整する機能などもあります。ただし、本製品は家庭用として設計されており、大量の紙を処理することを想定していないため、自動逆転機能は必須ではありません。

本製品はマイクロカット機能を搭載しており、3×10mmの細かいサイズで紙を細断できます。これにより、一般的なクロスカットよりも高いセキュリティレベルを実現しています。個人情報や機密情報を含む書類を処分する際に、安心して利用できます。より高いセキュリティを求める場合は、さらに細かく細断できるシュレッダーや、復元不可能なレベルまで破壊するタイプのシュレッダーを検討すると良いでしょう。

本製品は紙の細断に特化しており、CDやDVDなどのメディアを細断する機能は搭載されていません。これらのメディアを処分する場合は、別途、メディア専用のシュレッダーを用意するか、ハサミやカッターなどで物理的に破壊する必要があります。メディアの処分も一台で行いたい場合は、メディア細断機能が搭載されたシュレッダーを検討すると良いでしょう。

本製品は静音設計を採用しており、作動音は約60dBと比較的静かです。これは、一般的な会話よりも少し大きい程度の音量であり、夜間や早朝でも安心して使用できます。ただし、完全に無音というわけではありませんので、特に静かな環境で使用する場合は、注意が必要です。より静音性を求める場合は、40dB以下の静音モデルを検討すると良いでしょう。