エレコム ひかりTV録画用外付けハードディスク ELD-ERH020UWH

自動バックアップ機能は、設定した時間や頻度で自動的にデータをバックアップしてくれる便利な機能です。しかし、この製品には自動バックアップ機能は搭載されていません。もし、自動でバックアップを取りたい場合は、Windows標準のバックアップ機能や、市販のバックアップソフトを別途導入する必要があります。これらのツールを使うことで、スケジュールに基づいたバックアップや、変更があったファイルのみをバックアップする差分バックアップなどが可能になります。ただし、初期設定や管理にある程度の知識が必要となる場合があります。

電源連動機能は、パソコンの電源ON/OFFに合わせて、ハードディスクの電源も自動的にON/OFFする機能です。この機能があれば、ハードディスクの電源を切り忘れる心配がなく、消費電力の節約にもつながります。この製品には電源連動機能が搭載されており、PCの電源に合わせて自動でHDDが起動・停止します。ただし、接続する機器によっては、正常に動作しない場合があるため、注意が必要です。

データ暗号化機能は、ハードディスクに保存されたデータを不正アクセスから保護するための機能です。万が一、ハードディスクを紛失したり盗難にあった場合でも、暗号化されていればデータが漏洩するリスクを大幅に軽減できます。この製品には、データ暗号化機能は搭載されていません。重要なデータを保存する場合は、BitLocker（Windows標準搭載）などのソフトウェアを使用して暗号化する必要があります。暗号化ソフトウェアの導入と設定には、ある程度の知識が求められます。

状態監視機能は、ハードディスクの健康状態を常に監視し、故障の兆候を早期に発見するための機能です。例えば、異音の発生、温度上昇、書き込みエラーの増加などを検知し、ユーザーに警告を発します。この製品には状態監視機能は搭載されていません。CrystalDiskInfoなどのツールを利用することで、HDDの状態をチェックできます。これらのツールを定期的に利用することで、HDDの故障を未然に防ぐことができます。

複数パソコン共有機能とは、複数のパソコンから1台のハードディスクにアクセスして、データを共有できる機能です。家族やチームでファイルを共有する際に非常に便利です。ただし、同時にアクセスするとデータの破損や競合が発生する可能性があるため、注意が必要です。この製品には複数パソコン共有機能は搭載されていません。そのため、複数のPCで共有する場合は、NAS（ネットワーク接続ストレージ）の導入を検討する必要があります。NASを使用すると、より安全かつ効率的にファイルを共有できます。

アクセスランプ機能とは、ハードディスクがデータの読み書きを行っている際に点滅するランプのことです。これにより、ハードディスクが正常に動作しているかどうかを目視で確認できます。データの転送が終わったかどうかを判断する際にも役立ちます。この製品にはアクセスランプが搭載されており、動作状況を目視で確認可能です。アクセスランプの色や点滅パターンによって、HDDの状態を把握できる場合があります。