ILIFE(アイライフ) V3s Pro ロボット掃除機

本製品には部屋の地図を作成し、効率的なルートで掃除を行うマッピング機能は搭載されていません。自動モードではランダムに走行しながら部屋全体を掃除するため、特定のエリアを重点的に掃除したり、進入禁止エリアを設定したりする高度な制御はできません。部屋の構造によっては、掃除のムラが発生する可能性もあります。

本製品はスマートフォンアプリとの連携機能を持っていません。掃除の開始・停止、モードの切り替え、予約設定などは、本体のボタン操作または付属のリモコンを使用して行います。外出先からの遠隔操作や、掃除履歴の確認、仮想壁の設定といったアプリならではの便利な機能は利用できません。

本製品は12mmまでの段差を乗り越えることが可能です。カーペットやラグ、部屋のわずかな段差であればスムーズに乗り越えて掃除を継続できます。これにより、掃除の途中で止まってしまう心配が少なく、部屋全体を効率的にカバーすることができます。ただし、8cm以上の大きな段差は落下防止センサーで感知し、落下を防ぎます。

本製品には、アプリなどを使って掃除してほしくない場所を仮想的に設定する進入禁止エリア設定機能は搭載されていません。特定の場所を掃除させたくない場合は、物理的な障害物を設置するなどの対策が必要になります。ペットの餌場やデリケートな家具の周りなど、ロボット掃除機が近づかないようにしたい場所がある場合は注意が必要です。

本製品はバッテリー残量が少なくなると、自動的に充電ステーションに戻り、充電を開始する機能を搭載しています。これにより、ユーザーが手動で充電ドックに戻す手間が省け、常に次の掃除に備えることができます。充電が完了すれば、再び掃除を再開することはありませんが、充電切れの心配なく運用できるため、日常使いの利便性が向上します。

本製品には、掃除機本体のダストボックスからゴミを自動で収集するステーションは付属していません。そのため、ダストボックスに溜まったゴミは、ユーザーが定期的に手動で捨てる必要があります。ゴミ捨ての頻度は使用状況によりますが、手間を省きたい場合は、この機能がないことを考慮する必要があります。