アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) コーヒーメーカー CMK-650P-B

本製品には、事前に抽出開始時間を設定できるタイマー機能は搭載されていません。そのため、コーヒーを淹れる際は手動で電源を入れる必要があります。忙しい朝に目覚めと同時に淹れたてのコーヒーを楽しみたい方や、決まった時間にコーヒーを準備しておきたい方には不向きです。シンプルな操作性を重視しているため、この機能は省略されています。

コーヒーの濃さを調整する機能は搭載されていません。抽出されるコーヒーの濃さは、使用するコーヒー粉の量や挽き具合、水の量によって決まります。そのため、好みに合わせて濃さを調整したい場合は、コーヒー粉の量を加減するなど、手動での調整が必要になります。様々な濃さのコーヒーを楽しみたい方には物足りない可能性があります。

ドリップ終了後も自動で保温が続く機能が搭載されています。これにより、淹れたてのコーヒーをしばらくの間、温かい状態で保つことができます。ただし、長時間の保温はコーヒーの風味が損なわれる可能性があるため、早めに飲み切ることをおすすめします。保温プレートによって温かさを維持するため、冷めてしまう心配が少なく、ゆっくりとコーヒーを楽しめます。

本製品には、一定時間操作がない場合に自動で電源が切れる自動電源オフ機能は搭載されていません。そのため、使用後は手動で電源を切る必要があります。消し忘れには注意が必要ですが、シンプルな操作性を求めるユーザーにとっては、余計な機能がないことで使いやすいと感じるかもしれません。安全のためにも、使用後は必ず電源を切る習慣をつけることが重要です。

ドリップ中にコーヒーサーバーを外しても、しずくが滴りにくい「しずく漏れ防止機能」が搭載されています。これにより、抽出途中でカップに注ぎたい場合や、サーバーを一時的に移動させたい場合でも、保温プレートが汚れる心配が少なく、清潔に保つことができます。この機能は、日常使いにおける利便性を高める重要なポイントです。

給水タンクが本体から取り外せる着脱式タンク機能は搭載されていません。水を入れる際は、本体に直接水を注ぐ必要があります。これにより、給水時に本体を移動させたり、水差しを使用したりする手間が発生する可能性があります。お手入れの際も、タンク全体を洗うことができないため、内部の清掃には工夫が必要です。