アイリスオーヤマ OF16J

この製品には自動細断機能は搭載されていません。手動でスタート／ストップボタンを押す必要があります。自動細断機能があれば、大量の書類を処理する際に便利ですが、本製品では手動での操作が必要です。ただし、手動操作でも、16枚までの同時細断が可能であるため、ある程度の効率は期待できます。より効率的な作業を求める場合は、自動細断機能付きのモデルを検討するのも良いでしょう。手動である分、価格が抑えられているというメリットもあります。

この製品には満杯センサー機能は搭載されていません。そのため、ダストボックスが満杯になっても自動で停止することはありません。定期的にダストボックスの容量を確認し、満杯になる前にゴミを捨てる必要があります。満杯のまま使用を続けると、紙詰まりや故障の原因となる可能性があります。透明窓からゴミの量を確認できるため、こまめなチェックを心がけましょう。満杯センサーがない分、シンプルな構造で故障しにくいというメリットもあります。

この製品にはオートリバース機能が搭載されています。紙詰まりが発生した場合、自動的に逆転して紙を押し戻し、紙詰まりを解消します。これにより、手動で紙を取り除く手間が省け、スムーズに作業を継続できます。紙詰まりはシュレッダーの故障原因の一つであるため、オートリバース機能は非常に重要な機能と言えます。ただし、あまりにも大量の紙を投入した場合や、厚すぎる紙を投入した場合は、オートリバース機能でも対応できない場合がありますので、注意が必要です。

この製品はクロスカット方式を採用しており、マイクロカット機能は搭載されていません。クロスカットは、マイクロカットに比べて細断サイズが大きいため、セキュリティレベルはやや劣ります。個人情報や機密情報を扱う場合は、マイクロカットの方がより安心です。しかし、クロスカットでも、一般的な書類の処分には十分なセキュリティレベルを確保できます。より高いセキュリティを求める場合は、マイクロカットモデルを検討する必要があります。

この製品はCD、DVD、カードの細断に対応しています。紙だけでなく、これらのメディアも一台で処理できるため、非常に便利です。個人情報が含まれるCDやDVD、クレジットカードなどを安全に処分することができます。ただし、メディアを細断する際は、紙とは別の専用トレーを使用する必要があります。また、メディアの種類によっては、細断できないものもありますので、取扱説明書をよく読んでから使用してください。

この製品は静音設計を謳っていますが、実際に使用してみると、作動音はそれなりに大きいと感じるユーザーもいるようです。特に、静かなオフィスや夜間の使用では、音が気になる場合があります。静音性を重視する場合は、より静音性に優れたモデルを検討する必要があります。ただし、価格帯を考慮すると、ある程度の作動音は許容範囲と言えるかもしれません。購入前に、実際に作動音を確認できる場合は、確認しておくことをおすすめします。