グリーンハウス 液晶ディスプレイアーム USB延長ポート搭載 32インチまで 小型・軽量ディスプレイ対応 GH-AMCNU01

このアームは複数の関節部分を持っており、モニターを上下、左右、前後に自由に動かすことができます。これにより、座る位置や姿勢に合わせてモニターの高さを調整したり、画面を手前に引き寄せたり遠ざけたりすることが可能です。一般的なモニターアームの基本的な機能であり、作業効率の向上や首・肩の負担軽減に役立ちます。ただし、動きの滑らかさはメカニカルスプリングの特性に依存し、ガススプリング式とは感触が異なります。

デスクへの固定方法として、天板の端を挟んで固定するクランプ式と、デスクにあけられた穴に差し込んで固定するグロメット式の2種類に対応しています。多くの製品はどちらか一方のみの対応ですが、この製品は両方に対応しているため、より多くのデスク環境に設置可能です。特にクランプ式は、台座の上から締め付けられる設計で、設置場所の自由度が高く、初心者でも簡単に取り付けられるメリットがあります。

モニターから伸びるケーブル（電源ケーブル、HDMI/DisplayPortケーブルなど）をアームに沿わせて固定するためのカバーやガイドが付属しています。これを利用することで、ケーブルをアームの裏側などに隠すことができ、デスクの上や裏側がケーブルでごちゃごちゃするのを防ぎ、見た目をすっきりとさせることができます。ただし、ケーブルの収納スペースには限りがあり、太いケーブルや多数のケーブルをまとめるのは難しい場合があります。スタッフレビューでは、このカバーの取り外しや取り付けに手間取る場合があるとの意見もあります。

この機能は、モニターをアームに取り付ける際に、ネジを使わずにワンタッチでカチッと嵌め込むような仕組みを指しますが、本製品はこの機能を持っていません。一般的なモニターアームと同様に、モニター背面のVESAマウント穴に付属のネジを使って固定する必要があります。モニターの着脱にはドライバーが必要となるため、頻繁にモニターを取り外したり交換したりする用途にはあまり向いていません。一度取り付けてしまえば問題なく使用できます。

ガススプリング式のアームに搭載されていることが多い、取り付けるモニターの重量に合わせてアームの保持力（固さ）をダイヤルなどで微調整する機能です。本製品はメカニカルスプリング式であり、このタイプの製品には通常、明確なテンション調整機能はありません。スプリング自体の力で保持するため、調整はアームの関節部分のネジの締め具合で行うのが一般的です。非常に軽いモニターから対応範囲内のモニターまで、スプリングの力で支える設計になっています。

このアームに取り付けたモニターは、水平方向（横向き、ランドスケープ）から垂直方向（縦向き、ポートレート）に360度回転させることが可能です。これにより、ウェブサイトや長い文書、コーディング画面などを表示する際に、スクロール回数を減らして効率的に作業できます。回転機能は多くのモニターアームに搭載されていますが、本製品でもスムーズな回転が可能であり、縦表示を頻繁に行うユーザーにとって非常に便利な機能です。