エレコム エレコム キーボード ワイヤレス TK-FDM106TXBK

付属の1円玉サイズのマイクロレシーバーをパソコンのUSBポートに挿し込むだけで、すぐに無線接続で使用を開始できます。ケーブルがないため、デスク周りがすっきりと整理でき、キーボードを好きな位置に置いて作業できます。配線を気にすることなく、自由なスタイルでパソコン作業を行いたい方に便利です。ドライバのインストールは不要で、プラグアンドプレイで簡単に接続できる点も魅力です。

本製品は、付属のUSBレシーバーを介して単一のパソコンと無線接続を行うタイプです。複数のデバイス（パソコン、タブレット、スマートフォンなど）と接続設定を記憶しておき、簡単に切り替えることができるマルチペアリング機能は搭載していません。複数の機器でキーボードを使い回したい場合は、接続する機器ごとにレシーバーを挿し直す手間が発生します。

タイピング時に発生するキーの打鍵音を特別に抑えるような静音設計は施されていません。メンブレン方式のキーボードとして標準的な音が出ます。一般的なオフィス環境や自宅での通常使用であれば問題ないレベルの音量ですが、特に静かな場所（図書館や深夜の同室など）で使用する場合は、打鍵音が周囲に響く可能性があることを理解しておいてください。

完全な防水仕様ではありませんが、キーボード本体の裏面に液体を排出するための排水機能を備えています。これにより、万が一、少量の水やお茶などをキーボード上にこぼしてしまった場合でも、本体内部に液体が溜まりにくい構造になっています。ただし、キーボード全体を水につけたり、大量の液体をこぼしたりすると故障の原因となりますのでご注意ください。あくまで軽微な水濡れに対する対策です。

音楽や動画の再生/一時停止、音量調整などのマルチメディア操作を、キーボード上の専用キーやファンクションキーとの組み合わせで行う機能は搭載されていません。これらの操作を行う際は、パソコンの画面上でマウスを使って操作するか、OS標準のショートカットキーを利用する必要があります。純粋な文字入力と基本的なPC操作ができれば十分という、シンプルな機能を求める方向けです。

キーボードのキーの印字部分が内部から光るバックライト機能は搭載していません。これは、暗い場所や手元がよく見えない環境でのタイピングを補助する機能ですが、本製品にはありません。明るい場所での使用を前提とした設計となっており、夜間や照明を落とした部屋での作業が多い場合は、別途バックライト付きのキーボードを検討する必要があります。

キーボード本体の底面に、角度を2段階に調整できるスタンドが搭載されています。このスタンドを起こすことで、キーボードに適切な傾斜をつけることができ、より自然な手首の角度でタイピングすることが可能です。長時間のパソコン作業において、ご自身の体格や好みに合わせてキーボードの傾きを調整することで、手首や腕への負担を軽減し、快適な使用感をサポートします。