Aputure LS C300d Ⅱ LED定常光ビデオライト

付属の専用リモコンまたはスマートフォン・タブレット用アプリ「Sidus Link」を使用して、ライトから離れた場所から明るさ（光量）の調整や特殊効果の切り替えなどが可能です。ライトを高い位置に設置したり、アクセスしにくい場所に配置したりした場合でも、手元で簡単に操作できるため、撮影中のライティング調整がスムーズに行えます。これにより、撮影効率が向上し、より柔軟なライティング表現が可能になります。アプリでは最大400m、リモコンでは最大100mの範囲で制御が可能です。

専用アプリ「Sidus Link」を使用することで、同じネットワーク内の複数のAputure製対応ライト（本製品含む）をグループ化し、一括で制御することが可能です。複数のライトを使った複雑なライティングセットアップの場合でも、各ライトの設定を一台ずつ変更する手間が省け、全体のバランスを見ながらまとめて調整できます。これにより、多灯ライティングのセッティングや変更作業が大幅に効率化され、大規模な撮影現場でも迅速な対応が可能になります。

高出力LEDの必須機能としてアクティブ冷却システム（ファン内蔵）を搭載していますが、騒音を抑える静音設計が施されています。スタッフレビューでも「音が静か」「音も小さくてどんな現場でも使えます」と評価されているように、ファンノイズは比較的少ないです。完全に無音ではありませんが、通常の撮影距離であれば音声収録への影響を最小限に抑えることが可能です。デリケートな音声収録を伴う動画撮影にも実用的なレベルの静音性を備えています。

雷、パトカー、テレビ、キャンドル、花火、点滅電球、フラッシュ、爆発の8種類の照明効果モードを内蔵しています。これらの効果を利用することで、別途専用機材を用意することなく、映像に臨場感や特定の雰囲気を加える演出が可能です。ドラマ、映画、ミュージックビデオなどのシーンで、物語に合わせたライティングエフェクトを手軽に実現でき、映像表現の幅を広げることができます。

付属のACアダプターだけでなく、Vマウントまたはゴールドマウントバッテリー（別売）を接続してライトを駆動させることが可能です。これにより、コンセントがない屋外や電源供給が不安定な場所でも、強力な光量を使用できます。ただし、カタログ情報によると、十分な性能を発揮させるためには14.4V 190WH以上の大容量バッテリー推奨、単一バッテリーでは最大半分の出力となる可能性も示唆されています。ロケーション撮影での機動性を確保できる重要な機能です。