トランセンドジャパン トランセンド USBメモリ 256GB USB 3.1 スライド式 TS256GJF790K

本製品にはアクセスランプ（LEDインジケータ）は搭載されていません。データの読み書き中にランプが点滅して転送状況を示す機能がないため、現在データ転送中なのか、いつ安全に取り外せるのかをランプで確認することはできません。PC上の表示などで判断する必要があります。これは多くのUSBメモリに搭載されている一般的な機能ですが、本製品はコストやデザインを優先して非搭載としています。使用上の大きな支障はありませんが、慣れている方はやや不便を感じる可能性があります。

本製品には便利なストラップホールが本体の端に設けられています。これにより、ストラップやキーホルダー、ネックストラップなどを取り付けることができます。カバンの中で見つけやすくしたり、紛失を防ぐのに役立ちます。特に持ち運んで使用する機会が多い方にとっては、この機能があると安心して携帯できます。シンプルな機能ですが、実用性が高く、ユーザーからの評価も高いポイントの一つです。本体のデザインに馴染むように配置されています。

本製品はスライド式のキャップレスデザインを採用しています。USBコネクタ部分を本体に格納できるため、使用しないときはコネクタを保護し、使用時に引き出して使います。従来のキャップ式のようにキャップを紛失する心配が全くありません。特に外出先で頻繁に使用する場合や、キャップをきちんと管理するのが苦手な方には非常に便利な機能です。コネクタの保護にもなり、端子部分の破損リスクを減らせます。スタッフレビューでも好評の機能です。

本製品には、ハードウェアまたは専用ソフトウェアによるパスワード保護機能は搭載されていません。USBメモリの内容全体や特定のフォルダにパスワードを設定してロックする機能がないため、誰でもPCに接続すれば中のデータにアクセスできてしまいます。個人情報や機密性の高いビジネスデータなど、他人に絶対に見られたくない情報を保存する際には、別途ファイルやフォルダ単位でのソフトウェアによる暗号化などの対策が必要です。セキュリティを重視する用途には向きません。

本製品には、USBメモリへのデータの書き込みを物理的に禁止するスライドスイッチやボタンなどの機能は搭載されていません。この機能があると、誤って重要なデータを上書きしたり削除したりすることを防いだり、ウイルス感染によるデータ改ざんのリスクを低減したりできます。本製品では、ソフトウェアによる書き込み保護設定に頼るか、使用しないときはPCから取り外すなどの方法でデータ保護を行う必要があります。一般的なUSBメモリでは非搭載の製品も多い機能です。

本製品に、特定のファイルやフォルダを非表示にするための専用のハードウェア機能やプリインストールされたソフトウェアはありません。WindowsやMacのOS標準機能でファイルやフォルダを非表示に設定することは可能ですが、本製品固有の隠蔽機能は搭載されていません。人に見られたくないデータを一時的に隠したい場合でも、本製品単体では対応できません。共有PCで使用する場合など、プライバシー保護のために隠蔽機能が必要な場合は、別の方法を検討する必要があります。