SP Silicon Power Blaze B02 SP256GBUF3B02V1K

本製品にはアクセスランプが搭載されています。スタッフレビューでもこの点を良い機能として挙げている声があります。データ転送中やUSBメモリが認識されている際に点滅や点灯で状態を示してくれるため、PCからUSBメモリを安全に取り外すタイミングが分かりやすくなります。これにより、データ転送中に誤って引き抜いてしまい、データが破損するといったトラブルを防ぐのに役立ちます。視覚的に動作を確認できるため、特にUSBメモリの扱いに慣れていない方でも安心して利用できます。

本体にはストラップホールが設けられています。これにより、キーホルダーやカラビナ、ネックストラップなどを取り付けることが可能です。USBメモリは非常に小さいため紛失しやすいですが、ストラップホールを活用することで、カバンや鍵束など常に携帯するものに付けておけば、置き忘れや紛失のリスクを軽減できます。持ち運びの際の利便性が向上し、必要な時にすぐに取り出して使えるようになります。

本製品はキャップ式のデザインを採用しています。コネクタ部分を保護するためのキャップが付属しており、使用しないときはキャップを被せることで端子へのホコリの付着や物理的な損傷を防ぐことができます。一方、使用時にはキャップを外す必要があるため、キャップを紛失してしまう可能性があります。スライド式や回転式のように本体一体型ではないため、使用中のキャップの管理には注意が必要です。

シリコンパワーが提供する無料の専用ソフトウェア「SP Widget」をダウンロードして利用することで、ファイル暗号化機能を含む様々な機能が利用可能です。このファイル暗号化機能は、USBメモリ内の特定のファイルやフォルダにパスワードを設定し、第三者からの不正アクセスを防ぐことができます。これにより、万が一USBメモリを紛失した場合でも、保存している個人情報や機密性の高いデータを保護するのに役立ちます。ソフトウェアのインストールが必要となります。

本製品には、物理的にデータの書き込みを禁止するスイッチは搭載されていません。書き込み禁止スイッチがあると、誤って重要なファイルを上書きしたり削除したりするミスを防ぐことができますが、この製品にはその機能はありません。誤操作を防ぐためには、OSの設定でファイルやフォルダの属性を変更したり、ソフトウェアの保護機能を利用したりするなどの対策が必要になります。シンプルさを優先した設計と言えます。

メーカー提供のソフトウェア「SP Widget」の機能説明には「データのバックアップ、ファイル暗号化」と記載されていますが、特定のファイルやフォルダを隠蔽する機能については明確な記載がありません。そのため、本製品単体または付属ソフトウェアでファイル隠蔽機能を利用できるかは不明です。他のセキュリティ機能としてファイル暗号化機能は利用できるため、機密性の高いデータを保護したい場合はそちらの機能を活用することをおすすめします。