ALZIP mat Egg Beanbag

このビーズクッションは、有害物質ゼロの安全素材を使用し、国際的な安全基準にも合格しているため、素材自体の安全性は高いです。しかし、構造上、赤ちゃんをしっかりと固定するハーネスやベルトが付属していないため、転倒やずり落ちのリスクが伴います。そのため、常に大人の目の届く範囲で、赤ちゃんが安全に座っているかを確認しながら使用することが非常に重要です。安定性という点では、一般的なベビーチェアに比べて劣る可能性があります。

本体サイズが60×60×高さ52cm、重量2.5kgと、一般的なベビーチェアと比較するとやや大きめで重さもあります。お子様自身で持ち運ぶことは可能ですが、頻繁に部屋間を移動させたり、旅行などに携帯したりするには、少し手間がかかるかもしれません。設置スペースはある程度必要になるため、コンパクトさを最優先する場合には不向きです。

ALZIP matというブランドは、ベビー用品業界で広く知られているわけではありません。「国際検査済み」「世界の安全基準合格」という記載はありますが、具体的な認証名（例：SGマーク、CEマークなど）が不明確なため、信頼性については慎重な判断が必要です。素材自体は安全性が謳われていますが、長期的な耐久性やサポート体制については、大手ブランドと比較すると未知数な部分があるかもしれません。

12,800円という価格は、機能がシンプルなビーズクッションとしてはやや高めです。安全性やお手入れのしやすさ、デザイン性は評価できますが、同じ価格帯やそれ以下の価格で、より安全機能（ハーネスなど）が充実したベビーチェアも存在します。この製品の価値は、お子様が自分だけの空間でリラックスできる点や、素材の安全性、デザイン性に重きを置く場合に感じられるでしょう。