GODOX R1 RGBビデオライト

色相（0-360°）、彩度（0-100）、明度（0-100%）を自由に調整して、必要な色を作成できるRGBモードを搭載しています。これにより、単なる白色光だけでなく、赤、緑、青などの基本色から、それらを組み合わせた無数の色まで、光の色を自由に設定できます。動画撮影で背景に色を加えたり、ライブ配信の雰囲気を演出したり、クリエイティブなポートレート撮影で被写体の周りにアクセントカラーを加えたりするなど、表現の幅を大きく広げます。この機能により、特別なセットやCGを使わなくても、印象的で個性的な映像や写真を作り出すことが可能です。

2500Kから8500Kまで、暖色系から寒色系まで無段階で細かく調整できるLEDバイカラーモードを搭載しています。これにより、自然光や環境光に合わせたり、温かい雰囲気やクールな雰囲気など、演出したい雰囲気に最適な光を作り出したりすることが可能です。肌の色をより健康的に見せたり、被写体の印象をコントロールしたりするのに役立ちます。この柔軟性により、撮影環境や目的に応じて、常に最適な光を作り出すことができます。

本体に付属するリモコンでの操作機能は搭載されていません。明るさやモードの調整は、本体のボタンやFN多機能ダイヤルで行う必要があります。そのため、ライトをカメラアングルから外れた位置に設置した場合や、一人で撮影を行う際に、頻繁にライティングを微調整したい場合には、やや手間がかかる可能性があります。ただし、本体が小型なため、手の届く範囲に設置しやすいでしょう。

スマートフォンアプリとの連携機能は搭載されていません。ライトの操作は全て本体で行う必要があります。そのため、複数のライトを同時に管理したり、複雑なライティングプランを視覚的に設定したりするような高度な操作には対応していません。しかし、本体の操作は比較的シンプルで、ボタン操作で主要な機能にアクセスできるため、基本的な使用には問題ありません。

本体に3.7V、1800mAh（6.6Wh）の充電式リチウムバッテリーが内蔵されており、USB Type-Cポートから充電可能です。フルパワー時で約90分（1.5時間）のバッテリー駆動が可能で、電源がない場所での撮影や、コードが邪魔になるような限られたスペースでの使用に非常に便利です。電源の制約を受けずに、好きな場所で自由にライティングができるため、撮影の自由度が格段に向上します。

冷却ファンなどの動作音に関する情報は提供されていません。一般的に、このクラスの小型ライトではファンレス設計の場合が多いですが、高出力時にはファンが搭載される可能性もあります。音声収録を伴うデリケートな撮影（インタビュー、ASMRなど）で使用する場合、動作音が気になる可能性があるため、事前に確認するか、テスト撮影を行うことを推奨します。静音性が最優先される用途には、より明確に静音設計を謳っている製品を検討するのが良いでしょう。