Aputure COB 300X LS C300X LEDビデオライト

2700Kから6500Kまで、幅広い範囲で光の色味を細かく調整できます。これにより、暖かみのあるタングステン光から青みがかった昼光色まで、撮影シーンや環境光に合わせた多様な表現が可能です。CCTコントロールホイールでの微調整やプリセット機能も備わっており、素早く正確な色温度設定が行えます。動画制作において、シーンの雰囲気作りや既存光源との調和に非常に役立ちます。初心者の方でも直感的に操作でき、表現の幅を広げることができます。

Sidus Linkアプリ、付属リモコン、DMXなど複数の方法でワイヤレス操作が可能です。特にSidus Linkアプリを使用すれば、スマートフォンやタブレットからライトのオンオフ、明るさ、色温度、特殊効果などを離れた場所からまとめて制御できます。ライトを高い位置に設置したり、複数のライトを使用したりする場合でも、カメラ位置で全体のバランスを見ながら調整できるため、撮影効率が大幅に向上します。煩雑なケーブル接続から解放され、スムーズな撮影進行をサポートします。

Sidus LinkアプリのBluetooth Mesh技術により、複数のAputure製ライトをグループ化し、一台のデバイスから一括で制御できます。メインライト、フィルライト、バックライトといった異なる役割のライトをまとめて明るさや色温度を調整したり、それぞれの設定を個別に変更したりすることが可能です。多灯ライティングを組む際に、ライト一台ずつ設定を変更する手間が省け、全体のライティングバランスを効率的に調整できます。複雑な照明セットアップもより簡単に扱えるようになります。

高出力ライトの発熱を抑えるために冷却ファンを内蔵していますが、静音設計によりファンノイズは比較的抑えられています。これにより、動画撮影時にマイクがライトの動作音を拾ってしまうリスクを低減し、クリアな音声を同時に収録することが可能です。インタビューやセリフ収録など、音声品質が重要なシーンでも、照明の制約を最小限に抑えながら撮影を進められます。ただし、完全に無音ではないため、極めて静寂が求められる環境では注意が必要です。

パパラッチ、花火、稲妻、テレビ、爆発、呼吸、スパーク、悪い電球、フラッシュなど、9種類の特殊照明効果モードを搭載しています。これらの効果を使うことで、例えば映像作品で雷雨のシーンやパーティー会場の雰囲気を手軽に作り出すことができます。別途特殊な機材を用意することなく、ライト単体で多様な映像演出を実現できるため、クリエイティブな表現の幅が広がります。特にドラマやミュージックビデオ制作において、シーンに合わせたライティングエフェクトを手軽に取り入れたい場合に便利です。

付属のACアダプターに加え、Vマウントバッテリーでの駆動に対応しています。これにより、コンセントがない屋外や電源確保が難しいロケーションでの撮影が可能になります。単バッテリーでの使用時は出力が制限されますが、デュアルバッテリーを接続すれば最大出力での運用も可能です。撮影場所を選ばずに強力な光を使用できるため、ロケーション撮影の自由度や機動性が格段に向上します。バッテリーの種類や出力容量によっては動作時間が変動するため、事前に確認が必要です。