JBL GO3 Bluetoothスピーカー JBLGO3RED

JBL GO3の製品情報には、スピーカーを2台接続してステレオサウンドを楽しむ「ステレオペアリング機能」に関する記載がありません。この機能は、より広い音場や臨場感のあるサウンドを体験したい場合に重要となりますが、本製品は単体での使用を前提とした設計であると考えられます。そのため、左右の音を分離してより没入感のある音楽体験を求めるユーザーにとっては、この点が物足りなく感じる可能性があります。

JBL GO3には、GoogleアシスタントやSiriなどの「音声アシスタント機能」を直接呼び出す機能や、スピーカー単体で音声コマンドを実行する機能は搭載されていません。スマートフォンの音声アシスタントを利用する場合は、スマートフォン側で操作を行う必要があります。料理中や作業中など、手が離せない状況で音声による操作を頻繁に行いたいユーザーにとっては、この機能の欠如は不便に感じるかもしれません。

JBL GO3はBluetoothワイヤレス接続に特化しており、USBポートやmicroSDカードスロットを介した「外部音源再生機能」は搭載されていません。USB Type-Cポートは充電専用であり、有線でのオーディオ入力（AUX端子など）もありません。そのため、音楽を再生するには必ずBluetooth対応デバイス（スマートフォン、タブレット、PCなど）が必要です。スマートフォンなどのバッテリーを節約したい場合や、Bluetooth非対応の機器と接続したい場合には、この点が制約となります。

JBL GO3には、スピーカー本体のバッテリーを利用してスマートフォンなどの外部デバイスを充電する「モバイルバッテリー機能」は搭載されていません。本製品のUSB Type-Cポートは充電入力専用であり、電力出力には対応していません。外出先でスマートフォンのバッテリーが少なくなった際に、スピーカーから充電を行うことはできないため、別途モバイルバッテリーを持ち運ぶ必要があります。

JBL GO3の製品情報には、複数のスピーカーを連携させて異なる部屋で同じ音楽を再生する「マルチルーム再生機能」に関する記載がありません。本製品は単体での使用や、特定の場所でのパーソナルリスニングに重点を置いた設計であると考えられます。家全体で音楽を共有したい場合や、広い空間で複数のスピーカーを同期させて使用したい場合には、この機能がないため、他の対応製品を検討する必要があります。

JBL GO3はIP67等級の「防水・防塵機能」を搭載しており、水濡れや粉塵を気にせずに使用できます。IP67は、防塵性能が最高レベル（粉塵が内部に侵入しない）であり、防水性能も一時的な水没（水深1mで30分間）に耐えうるレベルであることを示します。これにより、お風呂場やキッチン、プールサイド、ビーチ、キャンプなどのアウトドアシーンでも安心して音楽を楽しむことが可能です。本体が汚れても水洗いができるため、常に清潔な状態を保つことができ、使用シーンの幅が大きく広がります。