OPPO OPPO A73 CPH2099 OR ダイナミック オレンジ

ディスプレイに内蔵された光学式指紋センサーにより、画面に触れるだけで素早くロックを解除できます。マスク着用時でも利用可能で、顔認証と組み合わせることで、より幅広いシーンでスムーズな生体認証が可能です。設定も簡単で、認証精度も良好です。日々のスマートフォンの利用開始やセキュリティ解除において、パスコード入力の手間を省き、便利に利用できます。ディスプレイ内蔵型は、側面にセンサーがあるタイプと比べてデザインの自由度が高いのも特徴です。この価格帯でのディスプレイ指紋認証は魅力的です。

製品仕様として、防水防塵に関する明確なIP等級の記載がありません。そのため、一般的なスマートフォンと同程度かそれ以下の耐水性・防塵性と考えられます。水濡れや雨、砂埃に触れる環境での使用は避けるべきです。キッチンや洗面所など水回りでの使用、アウトドアでの利用、雨天時の屋外での使用などには十分な注意が必要です。万が一、水没させてしまったり、大量の液体がかかってしまったりした場合、故障のリスクが高いので、取り扱いには細心の注意が必要です。防水ケースなどを別途利用することを検討しましょう。

FeliCaポートを搭載しておらず、いわゆる「おサイフケータイ」機能には対応していません。交通系ICカード（Suica, PASMOなど）や楽天Edy、WAON、nanacoといった電子マネーの利用、店舗でのiDやQUICPayによる非接触決済をスマートフォン単体で行うことはできません。これらの機能を利用したい場合は、物理的なカードを持ち歩くか、他の決済手段（QRコード決済など）を利用する必要があります。日本国内で日常生活において非接触決済を頻繁に利用する方にとっては、不便を感じる点となるでしょう。

物理的なnanoSIMカードと、端末に内蔵されたeSIMの両方に対応しており、DSDV（Dual SIM Dual VoLTE）を利用できます。これにより、1台のスマートフォンで2つの電話番号を持つことや、音声通話用のSIMとデータ通信用のSIMを分けて利用することが可能です。例えば、仕事用とプライベート用の番号を分けたり、海外旅行時に現地のeSIMを契約して利用したりといった柔軟な使い方ができます。SIMカードスロットは物理nanoSIMが1つですが、eSIM対応により実質的なデュアルSIM運用が可能です。

microSDXCカードによる外部ストレージの拡張に対応しており、最大256GBまで容量を増やすことができます。内蔵ストレージが64GBのため、写真や動画を多く撮影したり、アプリを多数インストールしたりすると容量が不足しがちですが、microSDカードを利用することで、データを外部に保存し、容量不足を解消できます。特に、高画質の写真や動画を頻繁に撮る方、音楽や映画などのコンテンツをたくさん保存したい方にとって、非常に便利な機能です。ただし、物理SIMスロットとの排他利用の可能性は製品情報からは明確ではありません。

付属のACアダプターを使用することで、通常の充電よりも短時間でバッテリーを充電することが可能です。製品情報には具体的な充電ワット数の記載はありませんが、OPPO独自の急速充電技術（VOOCなど）に対応している可能性があります。朝の短い時間や外出前の準備中にバッテリーを効率良く回復させたい場合に役立ちます。ただし、対応する充電器を使用しない場合は、通常の充電速度となります。バッテリー残量が少ない状況から素早く使用可能な状態に戻せるため、利便性が向上します。