タニタ(Tanita) タニタ 上腕式血圧計 BP-224L ホワイト BP-224L-WH

本製品はBluetooth通信に対応しており、測定データをスマートフォンアプリに自動転送することが可能です。これにより、手動で記録する手間が省け、日々の血圧変化をアプリ上でグラフなどで視覚的に確認できます。過去のデータと比較することで、血圧の傾向や治療効果を把握しやすくなり、健康管理の質を向上させることができます。特に、タニタの他の健康機器（体重計など）と連携できるアプリを使用している場合、一元的なデータ管理が可能となり、非常に便利です。

本製品には、測定時に正しい姿勢をサポートする明確なガイド機能（例：腕の高さを示すランプや音声ガイダンス、カフの巻き方チェック機能など）の記載はありません。カフの装着は「クリップアームカフ」により簡単に行えますが、測定姿勢そのものに対する直接的なフィードバック機能は搭載されていないようです。正確な測定のためには、取扱説明書に従い、カフを心臓の高さに保つなど、ユーザー自身が正しい姿勢を意識する必要があります。

本製品本体には、測定結果をグラフで表示する機能は搭載されていません。ただし、スマートフォン連携機能により、連携するアプリ側で測定データをグラフ化して表示することが可能です。本体ディスプレイでは、最高血圧、最低血圧、脈拍数、測定時の温度、直近2回の平均値が表示されます。日々の血圧変化を視覚的に把握するためには、スマートフォンアプリとの連携が必須となります。

本製品には、測定結果を音声で読み上げる機能や、操作手順を音声で案内する機能は搭載されていません。測定結果はLCDディスプレイに表示されるため、画面を目視で確認する必要があります。視覚に頼らずに測定結果を確認したい方や、操作に不安がある高齢者の方にとっては、この機能がない点が考慮すべき点となるでしょう。

本製品には、カフが適切な強さで巻かれているかを自動でチェックし、エラー表示などで知らせる「カフ圧チェック機能」の明確な記載はありません。カフの装着は「クリップアームカフ」で簡単に行えるものの、締め付けが弱すぎたり強すぎたりした場合に、それが測定に影響するかどうかを事前に知らせる機能は確認できません。一部のユーザーレビューでは「加圧が強すぎ、痛すぎ」という意見もあり、適切なカフの巻き方には注意が必要です。

本製品は2人分の測定結果を個別に記録できるメモリー機能を搭載しています。各ユーザーの測定日時、最高血圧、最低血圧、脈拍数、測定時の温度を過去90回分まで自動保存することが可能です。これにより、夫婦や親子など、複数人で血圧計を共有する場合でも、それぞれのデータを混同することなく管理できます。家族の健康管理をまとめて行いたい場合に非常に便利な機能です。