Ciメディカル Ci動物ペット用デジタル体温計 MT-G19

測定完了を音でお知らせする機能は、特に動物用の場合、体温計から目を離していても測定のタイミングを知ることができるので便利です。ただし、この体温計は、音が鳴った後も平衡温に達するまで数分間計測し続ける必要があるため、音が鳴った時点での体温が確定ではない点に注意が必要です。平衡温を測定する場合は、音を合図に測定を継続する必要があります。

前回値メモリー機能は、過去の体温変化を把握するのに役立ちます。特にペットの健康管理では、日々の体温の変化を記録することで、早期に体調の変化に気づくことができます。ただし、この製品の場合、メモリーできるのが1回分の測定値のみであるため、長期的な記録には別途記録する必要があります。

フレキシブル測定部機能は、体温計の先端が柔らかく曲がることで、動物の体にもフィットしやすく、測定時の不快感を軽減する効果があります。特に、動き回る動物や、体温測定を嫌がる動物に対して有効です。ただし、フレキシブル部分の耐久性には注意が必要で、無理に曲げたり、強い力を加えたりすると破損する可能性があります。

電池残量表示機能があると、電池切れのタイミングを事前に把握できるため、いざという時に体温を測れないという事態を防ぐことができます。特に、ペットの体調が急に悪くなった時など、すぐに体温を測りたい場合に役立ちます。ただし、電池残量表示が正確でない場合もあるため、定期的に電池残量を確認し、必要に応じて交換することをおすすめします。

測定ガイド機能は搭載されていません。正しい位置に体温計を当てる必要があるため、取扱説明書をよく読んで使用する必要があります。特に動物の場合、正確に体温計を固定することが難しい場合があるため、注意が必要です。不安な場合は、獣医さんに相談することをおすすめします。

この製品は、約10秒で予測検温ができるため、動物の体温を素早く測定できます。ただし、より正確な体温を測るためには、予測検温後も5分程度測定を続ける必要があります。そのため、動物が嫌がって動いてしまう場合は、無理に時間をかけずに、予測検温の結果を参考に獣医に相談するなどの対応が必要です。