Perixx PERIPRO-403 タイプC to タイプA USB変換 usb c ケーブル

本製品には、アダプタの接続状況やデータ通信の状態を光などで示すインジケーターランプなどの状態表示機能は搭載されていません。ケーブルを接続しても目に見える形で状態を確認することはできません。正常に動作しているかは、接続したPCやスマートフォンの画面上で確認する必要があります。機能がシンプルなため余計な表示がないのは好みの分かれる点ですが、視覚的な確認ができない点は留意しておきましょう。機能性を重視し、コストを抑えるための仕様と考えられます。

本製品はケーブルタイプのアダプタであり、コネクタ部分を保護するためのキャップやカバーは付属していません。USB Type-A（メス）端子、USB Type-C（オス）端子の両方が露出した状態になります。持ち運びの際や使用しない時など、端子にホコリが付着したり、他の物と接触して傷ついたりする可能性があります。コネクタの劣化を防ぎ、長期的に安定して使用するためには、別途、小さなポーチやケースに入れて保護することをおすすめします。コネクタ保護を重視する場合は、キャップ付きのアダプタなどを検討してください。

本製品の本体部分やコネクタ部分には、キーホルダーやストラップなどを通せるような穴（ストラップホール）は設けられていません。小型のアイテムではないため紛失のリスクはアダプタタイプより低いですが、バッグの中などで他の小物に紛れてしまいやすいかもしれません。ストラップなどで目印をつけたり、他のものとまとめて携帯したりすることはできません。携帯性を高めたり、紛失を防止したい場合は、別途ケーブルタイなどでまとめるなどの工夫が必要になるでしょう。

本製品はType-Cポートに接続するオス側コネクタ、およびType-A機器を接続するメス側コネクタともに、比較的しっかりとした挿抜感があり、接続が安定するよう設計されています。ケーブルタイプのため、アダプタ本体がポートから大きく突き出すことがなく、不意に手が当たったりケーブルが引っ張られたりしても抜け落ちにくい安定性があると考えられます。データ転送中や、接続した機器を操作している最中に接続が中断されるリスクを減らし、安心して使用できるでしょう。ただし、接続するデバイス側のポートの摩耗具合などによって、装着感は多少異なります。

本製品には、物理的なスイッチなどでデータ通信のオン/オフを切り替える機能は搭載されていません。Type-CポートとType-Aポート間でデータ通信可能な機器が接続された場合、常にデータ転送が行える状態となります。充電目的でのみ使用したい場合や、セキュリティ上の理由でデータ転送を完全に遮断したい場合には、この機能がない点に注意が必要です。特に、公共の充電ステーションなど、信頼性が不明な場所で充電する際は、データ通信が行われる可能性を考慮する必要があります。データ転送を避けたい場合は、データ通信専用でない充電ケーブルなどを利用してください。