ICST パルスオキシメーター SO-102 NOZOMI

血中酸素飽和度（SpO2）と脈拍数を測定し、ディスプレイにリアルタイムで表示する基本的な機能を備えています。コロナ禍での健康管理や、日々の体調チェックの目安として活用できます。指を挿入するだけで測定が開始され、数値がすぐに表示されるため、手軽に現在の状態を把握することが可能です。

測定データを本体に記録したり、過去のデータと比較したりする機能は搭載されていません。そのため、日々の体調変化を継続的に追跡したい場合や、長期的な健康管理に役立てたい場合には、別途手動で記録を行う必要があります。スマートフォン連携によるデータ管理機能もありません。

測定値が異常な範囲になった際に音や表示で知らせるアラーム機能は、製品情報からは確認できません。スタッフのレビューには「測定音を出したくて、携帯で調べ何となくやれました。受け取った時は、音が消音です」との記載があり、これは脈拍に合わせた音であり、異常値アラームとは異なります。そのため、数値の異常はユーザー自身が常に確認する必要があります。

測定結果に応じて画面の色が変化し、注意を促すようなカラー表示機能は搭載されていません。ディスプレイは「画面も綺麗」との記載がありますが、これは表示品質に関するものであり、数値の異常を視覚的に警告する機能とは異なります。数値の確認は、表示された数字を直接読み取る形になります。

指を挿入するだけで自動的に測定が開始され、指を抜くと数秒後に自動で電源がオフになる機能を備えています。これにより、電源ボタンを押す手間が省け、スムーズに測定を行うことができます。特に急いでいる時や、機械操作が苦手な方でも簡単に使用できるため、利便性が高いです。

Bluetoothなどの無線通信機能によるデータ転送機能は搭載されていません。測定結果をスマートフォンやタブレットに転送して管理したり、家族や医療関係者と共有したりすることはできません。測定値はディスプレイで確認するのみとなるため、記録が必要な場合は手書きなどで控える必要があります。