TECLUK モニターアーム SM04

このモニターアームは、多軸設計と3関節により、モニターの高さ、左右の向き、傾き、回転といった基本的な調整が可能です。これにより、自分の作業スタイルや視線に合わせてモニター位置を最適化し、長時間の作業による身体への負担を軽減できます。ただし、具体的な可動範囲の角度（何度まで傾けられるかなど）については詳細な記載がないため、細かい角度調整が必要な場合は注意が必要です。

デスクへの取り付け方法として、クランプ式とグロメット式の両方に対応しています。クランプ式は机の端に挟んで固定する手軽な方法で、机に穴を開けずに設置できます。グロメット式は机に穴（ケーブル通し穴など）を利用してしっかりと固定する方法で、より安定した設置が可能です。どちらの方法でも10mmから80mmの厚さの天板に対応しており、設置場所やデスクの状況に合わせて選べる柔軟性があります。

モニターからのケーブルをアームに沿わせて固定するためのケーブルホルダーが備わっています。この機能を使うことで、電源ケーブルや映像ケーブルなどをまとめてアームの裏側に隠すことができ、デスク上の配線をすっきりと整理できます。ごちゃつきがちなケーブルをまとめておくことで、見た目が良くなるだけでなく、清掃も容易になり、快適な作業環境を維持するのに役立ちます。

このモニターアームのVESAプレートは、工具不要でモニターを簡単に着脱できるタイプではないようです。組み立てには付属のネジやレンチを使用してモニターを固定する必要があります。頻繁にモニターをアームから取り外したり付けたりする予定がある場合は、工具が必要となる点を考慮しておくと良いでしょう。一度設置してしまえば通常の使用には影響ありません。

モニターの重量に応じてアームの関節部の保持力を調整する機能があるようです。製品概要に「ご使用中にモニターなしで張力を調整しないでください」との記載があります。これは、設置するモニターの重さに合わせてアームの動きを適切に調整するための機能と考えられます。ただし、スタッフレビューには「首の部分が弱すぎる」という意見もあり、特に耐荷重に近いモニターでは調整しても保持力が十分でない可能性もゼロではありません。調整方法や効果については、付属の説明書を確認してください。

モニターを360度回転させることが可能です。これにより、一般的な横画面（ランドスケープ）での使用だけでなく、縦画面（ポートレート）での使用にも対応できます。特にプログラミングや長文ドキュメントの作成、SNSの閲覧など、縦長の情報を多く扱う場合に便利です。簡単に画面の向きを変えられるため、用途に合わせて柔軟にモニターを活用できます。