I-O DATA ポータブルブルーレイドライブ BRP-UC6S

本製品はブルーレイディスクだけでなく、DVDやCDの読み込み・書き込みにも対応しています。これにより、過去に作成したDVDやCDのデータを活用したり、音楽CDをパソコンに取り込んだりすることが可能です。様々な種類のディスクを扱いたいユーザーにとって、この機能は非常に便利です。特に、macOS環境でも標準の書き込み機能を使用してDVD-R、DVD+R、DVD-RW、DVD+RWへのデータの書き込みができるため、Macユーザーも安心して利用できます。

本製品はUSBケーブル1本でパソコンと接続し、電源供給とデータ転送を行うバスパワー駆動に対応しています。これにより、別途ACアダプターを用意する必要がなく、コンセントがない場所でも手軽に使用できます。持ち運びにも非常に便利で、カフェや出張先など、場所を選ばずにディスクの読み書きを行いたい方におすすめです。ケーブル1本で接続が完結するため、配線もすっきりし、デスクトップ周りをシンプルに保てます。

本製品は4K Ultra HD Blu-rayの再生には対応していません。ブルーレイディスクの再生自体は可能ですが、高画質な4Kコンテンツを視聴するには、別途4K Ultra HD Blu-ray対応のドライブと再生環境が必要です。本製品は主にデータ保存や一般的なブルーレイ/DVD/CDの読み書きを目的とした製品であり、最新の4K映像コンテンツを最高画質で楽しみたいユーザーには適していません。

本製品の製品情報には、ディスクに傷や汚れがあってもエラーを自動的に補正して再生を試みる「傷・汚れディスク再生対応機能」に関する明確な記載がありません。そのため、レンタルディスクや長年保管していたディスクなど、状態の良くないディスクを再生する際には、読み取りエラーが発生する可能性があります。この機能は、ディスクの状態が完璧でない場合でも安定した再生を求めるユーザーにとっては重要な要素ですが、本製品ではその有無が不明です。

本製品の製品情報には、データの書き込み時にディスクの品質をチェックしながら書き込みを行う「データ書き込み品質チェック機能」に関する明確な記載がありません。この機能は、書き込みエラーを減らし、データの長期保存性を高める上で役立ちますが、本製品がこれを搭載しているかは不明です。付属のライティングソフト「B's Recorder 17」には書き込み機能が含まれますが、ドライブ側の品質チェック機能については言及されていません。大切なデータを確実に保存したい場合は、書き込み後のベリファイ機能などを活用することをおすすめします。

本製品の製品情報には、CDやDVDの音楽データをパソコンに取り込む際に、インターネット経由でアルバム名や曲名などの情報を自動で取得する「Gracenoteデータベース対応機能」に関する記載がありません。付属のライティングソフト「B's Recorder 17」には音楽CD作成機能がありますが、自動で楽曲情報を取得する機能の有無は不明です。大量の音楽CDをリッピングしてライブラリを構築したい場合、手動での情報入力が必要になる可能性があります。