タイル(Tile) Tile Mate RE-44001-AP

Tile Mateの位置追跡機能は、Bluetooth接続を利用して、スマートフォンアプリ上でタグの位置を地図で確認できます。精度はBluetoothの接続範囲に依存し、GPSのようなピンポイントの位置特定はできません。Tileコミュニティ機能を利用することで、Bluetooth範囲外でも他のTileユーザーが近くを通ると位置情報が更新されますが、プライバシーへの配慮も必要です。紛失時には、最後に接続が確認された場所が表示され、手がかりとなります。

Tile Mateの音を鳴らす機能は、スマートフォンアプリからTile本体のスピーカーを鳴動させて、紛失した物の場所を特定する機能です。音量は90dBと比較的大きく、家の中や静かな場所では十分聞こえますが、騒がしい場所では聞こえにくい場合があります。音の種類は変更できません。この機能は、Bluetoothの接続範囲内でのみ有効です。置き場所の見当がつかない場合に役立ちます。

Tile Mateの置き忘れ防止機能は、TileとスマートフォンがBluetooth接続範囲外になると、スマートフォンに通知を送る機能です。接続が切断された時点で通知が来るため、リアルタイムでの置き忘れ防止に役立ちます。ただし、Bluetoothの接続状況やスマートフォンの設定によっては、通知が遅れる、または届かない場合があります。また、常にBluetoothをオンにしておく必要があるため、スマートフォンのバッテリー消費が早くなる可能性があります。

Tile Mateのスマホを鳴らす機能は、Tile本体のボタンを2回押すことで、スマートフォンを鳴らすことができる機能です。この機能は、スマートフォンが見当たらない時に非常に役立ちます。マナーモードに設定していても音を鳴らすことができるため、サイレント状態でも安心です。ただし、TileとスマートフォンがBluetoothで接続されている必要があります。接続範囲は約76mですが、環境によって異なります。

Tile Mateは、複数のTileを一つのスマートフォンアプリで管理できます。家族で共有して使う場合や、複数の持ち物にTileを取り付けている場合に便利です。アプリでは、それぞれのTileの状態や位置情報を確認できます。ただし、Tileの数が増えると、アプリの動作が重くなる場合があります。また、Tileを共有する際には、プライバシー設定に注意が必要です。

Tile Mateには電池残量通知機能があり、電池残量が少なくなるとスマートフォンアプリに通知が届きます。これにより、電池切れによる紛失防止を防ぐことができます。ただし、電池交換ができないモデルのため、電池が切れた場合は本体を交換する必要があります。電池寿命は約3年間ですが、使用状況によって異なります。通知が来たら早めに交換を検討しましょう。