SanDisk Ultra Shift SDCZ410-256G-J35

本製品にはアクセスランプが搭載されていません。データの読み書き中に点滅するランプがないため、データ転送が完了したかどうかを視覚的に確認することができません。転送中にUSBメモリを抜いてしまうとデータ破損の原因となる可能性があるため、PCなどの画面上で転送状況を確認するか、十分に時間を置いてから安全に取り外す必要があります。特に急いでいる時や、複数のUSB機器を扱っている際には注意が必要です。

本製品にはストラップホールが付いています。ストラップやキーホルダーなどを取り付けることができるため、紛失防止に役立ちます。カバンや鍵束などに取り付けておけば、必要な時にすぐに取り出せて便利です。小型なUSBメモリは単体だと見失いやすいため、ストラップホールを活用することで安心して持ち運べます。自分に合ったストラップを選んで個性を出すこともできます。

本製品はキャップレスデザインです。一般的なUSBメモリのように端子を保護するためのキャップがなく、キャップを紛失する心配がありません。抜き差しがスムーズに行え、使用時にキャップを置く場所を探したり、使用後にキャップを閉める手間が省けます。これにより、頻繁にUSBメモリを使用する場面での利便性が向上します。端子自体は露出した状態となるため、持ち運びの際は端子部分に汚れや傷がつかないよう注意が必要です。

本製品は付属のSanDisk SecureAccessソフトウェアを利用することで、パスワード保護機能を使用できます。これにより、USBメモリ内に保存したプライベートなファイルや機密性の高いデータを暗号化して保護できます。万が一USBメモリを紛失したり盗まれたりした場合でも、パスワードを知らない第三者に見られるリスクを低減できます。重要な情報を持ち運ぶ機会が多い方にとって、このセキュリティ機能は非常に有用です。

本製品には物理的な書き込み禁止スイッチは搭載されていません。このスイッチがあると、スイッチを操作することでUSBメモリへの新しいデータの書き込みや既存データの削除を物理的に禁止できます。これにより、誤って重要なファイルを上書きしたり削除したりする事故や、ウイルス感染によるデータ改ざんを防ぐことができます。本製品ではこの機能がないため、データの変更を防ぎたい場合はPC側の設定やソフトウェアで行う必要があります。

本製品は特定のファイルを隠すためのファイル隠蔽機能については明記されていません。付属のセキュリティソフトウェアはパスワード保護や暗号化を主としていますが、ファイル自体を非表示にする機能は提供されない可能性があります。共有PCなどで一時的に使用する際に、他の人に見られたくないファイルを物理的に隠したい場合には、この機能がないため、他の方法（フォルダの非表示設定など）を検討する必要があります。