Ulanzi VIJIM LS08 カメラアーム デスクカメラスタンド

商品情報にケーブル誘導機能に関する記載はありません。ケーブルクリップなどの付属品も確認できませんでした。アームに沿ってカメラやマイクのケーブルを固定したい場合は、別途結束バンドやマジックテープなどを用意してまとめる必要があります。配線がぶら下がっていると見た目が悪くなるだけでなく、何かに引っかかって機材が落下するリスクも考えられます。

付属のボール雲台付近に1/4インチネジ穴が設けられています。これにより、小型のリングライトやLEDビデオライトを直接アームに取り付けることが可能です。手元や顔を効果的に照らすことで、影の映り込みを防ぎ、被写体をよりクリアに写すことができます。ライブ配信やウェブ会議で自分の顔を明るく見せたい場合にも便利です。

アームのテールエンド部分やボール雲台に1/4インチネジが装備されています。このネジ穴を利用して、対応するマイクホルダーやショックマウントを取り付けることで、外部マイクを設置できます。これにより、クリアな音声収録が可能となり、動画コンテンツのクオリティを向上させることができます。特に、手元作業の音やナレーションを同時に録音したい場合に有効です。

本製品には、レバー操作などでカメラやアクセサリーを素早くアームから着脱できるクイックリリースシステムは搭載されていません。機材を取り付ける際は、都度カメラ底面のネジ穴に雲台のネジを回して固定する必要があります。複数のカメラやアクセサリーを頻繁に付け替えたいユーザーにとっては、やや手間がかかる可能性があります。

付属のボール雲台は標準的な1/4インチネジに対応しており、別途汎用のスマートフォンホルダーを用意すれば取り付け可能です。多くのスマートフォンホルダーは縦向き、横向きの両方に対応しているため、縦型動画の撮影も問題なく行えます。TikTokやYouTubeショートなどのSNS向けコンテンツ制作にも対応できますが、縦向き固定の安定性はホルダーの性能に依存します。

この製品は、デスクやテーブルの端に挟んで固定するCクランプ式専用のカメラアームです。床や机の上にそのまま置いて自立させるためのスタンド機能や、安定したベース部分は付属していません。使用するには、クランプで固定できる場所（対応する天板厚のデスクなど）が必要です。設置場所の柔軟性は限定されます。