Ulanzi VIJIM LS08 カメラアーム デスクカメラスタンド

公称最大耐荷重は1kgです。これはスマートフォンや小型のウェブカメラ、軽量なミラーレス一眼の一部を固定するには十分ですが、重いレンズを装着した一眼レフなどには適しません。スタッフレビューには1kg以上の機材で使えた例や、横方向に伸ばすと1kgでも不安定になるという声があり、過信は禁物です。使用する機材の重量を事前に確認し、1kgを大幅に超えないように注意が必要です。

35.5cmのポールを組み合わせて長さを調整する方式で、最大で水平方向に約75cm程度まで伸ばせます。最上位機種の910mmには及びませんが、一般的なデスク上での手元や簡単な俯瞰撮影には十分な範囲をカバーできるでしょう。ポールを減らせばコンパクトになり、収納や持ち運びにも便利です。関節の数は3段階で、ボール雲台により角度調整の自由度は高いです。

クランプ式でデスクの端に固定します。スタッフレビューでは「ホールド力が高くておすすめ」という声がある一方、初期ロットのネジ不良によるぐらつきや、アームを長く伸ばした際の揺れやすさを指摘する意見もあります。クランプ自体の固定力はしっかりしているようですが、アーム部分の構造や品質のばらつきにより、最上位機種のような盤石の安定性には期待できません。安定した映像を得るためには、設置場所やアームの伸ばし方に工夫が必要です。

360度回転可能なボール雲台が付属しています。滑り止め付きの歯型デザインで、ある程度の固定力はありますが、スタッフレビューでは「ボールジョイントが貧弱で、軽いものしか無理」という指摘もあります。ロックネジをしっかり締めることで角度を固定できますが、操作感や固定力は価格相応であり、重い機材を取り付けると意図しないお辞儀が発生する可能性も考えられます。軽い機材であれば問題なく使用できるでしょう。

主な素材はアルミ製で、プラスチック製アームに比べて強度や安定感はあります。しかし、スタッフレビューには初期ロットのネジ不良や、アルミ製品のネジ山が潰れやすいという懸念の声が見られます。関節部分のヘタりやすさや全体の耐久性についても、最上位機種のような長期的な信頼性はやや劣る可能性があります。丁寧に使用することで寿命を延ばせるでしょう。

UlanziはVlogやモバイルアクセサリーで知られるブランドですが、スタッフレビューには初期不良や組付けのばらつきに関する指摘があり、製品の品質管理にやや不安が残ります。メーカーとしての実績はありますが、高品質を最優先とするユーザーにとっては、個体差のリスクを考慮する必要があります。保証やサポート体制については、購入前に確認することをおすすめします。