日立(HITACHI) RZ-G10EM T ブラウンメタリック

IH方式に加え、最高1.2気圧の圧力をかけて沸点を105℃まで高める圧力炊飯を採用しています。これにより、お米一粒一粒にしっかりと熱を伝え、ふっくらとした粘りのあるごはんに炊き上げることが可能です。この価格帯で圧力IHを搭載している点は評価が高く、基本的なごはんの美味しさをしっかり引き出せる技術を備えています。

IHとの相性が良い鉄を採用した「黒厚鉄釜」を搭載しています。厚さは2.3mmで、適度な蓄熱性があり、熱をムラなく伝えるのに役立ちます。内面にはカーボンフッ素加工が施されており、こびりつきにくくお手入れを助けます。内釜の保証期間が6年と長い点も安心材料です。この価格帯の内釜としては十分な品質と言えます。

白米、無洗米、玄米、発芽玄米、雑穀米、麦ごはんなど、主要なメニューに対応しています。さらに「極上コース」として、しゃっきり、ふつう、もちもちの3段階の食感炊き分けが可能です。少量炊飯コースや調理コースもあり、日々の多様なニーズに応えられる豊富なメニューと食感調整機能を備えています。

日本の大手家電メーカーである日立の製品であり、長年の実績と技術力に基づいた高い信頼性があります。製品全体のメーカー保証は1年間ですが、炊飯の品質に直結する内釜には6年間の長期保証が付いています。万が一のトラブル時にも安心してサポートを受けられる点は大きなメリットです。

2万円台後半という価格帯で、圧力IH方式、黒厚鉄釜、少量炊飯、3段階炊き分け、蒸気セーブ機能など、主要な機能をしっかりと搭載しています。日立ブランドの安心感もあり、価格に対して得られる機能・性能のバランスは非常に優れています。本格的な炊飯性能を求めつつ、予算を抑えたい方にとって、非常にコストパフォーマンスの高い製品と言えます。