Logicool Signature M650MGR

DPI調整機能は搭載されていません。そのため、マウスの感度をハードウェア的に変更することはできません。しかし、WindowsやmacOSの設定からカーソルの速度を調整することで、ある程度DPI調整機能の代用が可能です。具体的な手順としては、Windowsの場合は「マウスの設定」から、macOSの場合は「マウス」の設定からカーソルの速度を調整できます。ただし、専用のDPI調整ボタンがあるマウスに比べると、調整の自由度は低くなります。DPI調整を頻繁に行いたいユーザーには不向きです。

センサー切替機能は搭載されていません。通常のマウスパッドや机の上での使用を想定しており、特殊な素材の上での利用は推奨されません。もし、ガラス面など、通常のマウスでは動作しづらい環境で使用する場合は、マウスパッドを併用することを推奨します。特に、表面が粗いマウスパッドを使用すると、センサーの追従性が向上し、快適な操作が可能になります。ただし、センサー切替機能があるマウスに比べると、使用できる環境は限られます。

Logicool Options+ソフトウェアを使用することで、サイドボタンのカスタマイズが可能です。コピー＆ペースト、アプリケーションの起動、音量調整など、様々な機能を割り当てることができます。これにより、作業効率を大幅に向上させることができます。ただし、Logicool Options+ソフトウェアは、常に最新版をインストールしておく必要があります。古いバージョンのソフトウェアを使用していると、正常に動作しない場合があります。また、カスタマイズできるボタンの数には限りがあります。

BluetoothとLogi Bolt USBレシーバーによる2種類の接続方式に対応しています。Bluetooth接続は、PCにUSBレシーバーを接続する必要がなく、スマートに接続できるのがメリットです。一方、Logi Bolt USBレシーバー接続は、Bluetooth接続よりも安定した通信が可能なため、より快適な操作が可能です。使用環境やデバイスに応じて、最適な接続方法を選択できます。ただし、Logi Bolt USBレシーバーは紛失しないように注意が必要です。

一定時間操作をしないと自動的にスリープモードに移行し、バッテリーの消費を抑える機能があります。これにより、バッテリーの寿命を最大限に延ばすことができます。スリープモードからの復帰もスムーズで、すぐに作業を再開できます。ただし、スリープモードへの移行時間や復帰時間をユーザーが任意に設定することはできません。また、長期間使用しない場合は、バッテリーを保護するために電源をオフにしておくことを推奨します。

バッテリー残量表示機能は搭載されていません。バッテリー残量が少なくなると、マウスの動作が不安定になることがあります。そのため、定期的に電池残量を確認し、必要に応じて電池交換を行う必要があります。Logicool Options+ソフトウェアをインストールすることで、バッテリー残量を確認できる場合があります。ただし、常に正確な残量を表示するわけではありません。不安な場合は、予備の電池を用意しておくことを推奨します。