VIVID STORM SINCE 2004 SCREEN S PRO P超短焦点ホームシアター VWSDSTUST110H-HP

スクリーンは電動昇降式で、リモコン操作により高さを自由に調整できる機能が搭載されています。さらに、設定した高さを記憶するメモリー機能も備わっており、毎回最適な位置にスクリーンを自動で展開できます。これにより、プロジェクターの設置位置や視聴環境に合わせて、常に理想的な映像体験を享受することが可能です。

本製品にはスクリーンの角度を前後に調整する機能は搭載されていません。超短焦点プロジェクターとの組み合わせを前提としているため、スクリーン自体が垂直に立ち上がる設計となっており、投写角度の微調整はプロジェクター側で行う必要があります。スクリーンの平面性を重視した設計のため、角度調整の必要性は低いと考えられます。

電動収納機能により、使用しない時はスクリーンを本体ケース内に自動で巻き取り、非常にコンパクトな状態に収納できます。これにより、設置場所の省スペース化が図られ、リビングなどの限られた空間でも邪魔にならずに保管が可能です。手軽に収納できるため、日常使いにおける利便性が高く、部屋の景観を損なうこともありません。

スクリーンを支える機構として、2つのV型アームと背部全面のテンションアームが採用されており、これによりスクリーンが安定して上昇し、使用中の揺れや傾きを効果的に抑制します。この構造は、パンタグラフ構造と同様に高い安定性を提供し、スクリーン表面の平面性を維持する上で重要な役割を果たします。風の影響を受けにくく、常に安定した映像を提供します。

本製品には、スクリーン本体の設置場所を床面にマーキングする機能は搭載されていません。高さのメモリー機能はありますが、本体を移動させた際に毎回正確な位置に再設置するためには、ユーザー自身で目印を付けるなどの工夫が必要です。しかし、床置き式で設置が容易なため、一度最適な位置を決めれば大きな問題にはならないでしょう。

スクリーン生地の交換機能は本製品には搭載されていません。万が一、スクリーン生地が損傷したり、経年劣化したりした場合には、スクリーン全体を修理または交換する必要があると考えられます。特殊なALR素材を使用しているため、取り扱いには十分な注意が必要です。メーカー保証期間内の故障については、メーカーへの問い合わせが推奨されます。