SanDisk SanDisk Extreme SDSQXAV-512G-GN6MN

この製品は商品簡易情報に「防水」と記載されており、水濡れに対する一定の耐性があるとされています。これにより、日常生活での軽微な水濡れや、屋外での使用時に少量の水がかかるといった場面で、カード内部のデータを保護する助けになります。ただし、具体的な防水基準（例えば水深何メートルに何分耐えるなど）の詳細は記載されていませんので、水没させるような状況での使用は避けるべきでしょう。あくまで不意のアクシデントに対する限定的な保護機能として捉えるのが現実的です。

商品情報や追加情報に耐衝撃性能に関する具体的な記載が見当たりません。多くの高耐久性MicroSDカードはこの機能を有していますが、本製品においてはその対応状況が不明です。不意にカードを落下させたり、デバイスに挿入したまま衝撃を与えたりした場合に、カード本体や保存されたデータが破損するリスクがあるため、取り扱いには十分な注意が必要です。特に、激しい動きを伴うような環境や、落下しやすい場所での使用には不向きと言えます。

空港の手荷物検査などで使用されるX線に対する耐性に関する情報が、商品仕様や追加情報に記載されていません。データ保護のため、多くの高機能MicroSDカードは耐X線仕様となっていますが、本製品がこれに対応しているかは不明です。海外旅行などで飛行機を利用する際に、デバイスに挿入したまま手荷物としてX線検査を受ける場合は、データへの潜在的な影響を考慮する必要があります。心配な場合は、X線検査を受けないようにカードを取り外すなどの対策が必要かもしれません。

高温や低温といった厳しい温度環境での動作保証に関する記載が、商品情報に含まれていません。多くのMicroSDカードは一定の温度範囲での動作が保証されていますが、本製品の具体的な耐温度仕様は不明です。そのため、真夏の閉め切った車内のような極端に高温になる場所や、寒冷地での屋外使用など、温度変化の激しい環境での使用や保管は、カードの故障やデータ破損のリスクを高める可能性があります。安定した性能を維持するためには、一般的な常温環境での使用を推奨します。

磁気を帯びた機器（スマートフォン、スピーカーなど）からの影響に対する耐性についても、商品情報に記載が見当たりません。 MicroSDカードは磁気に対して比較的強いとされていますが、強力な磁気に長時間さらされるとデータが損傷する可能性はゼロではありません。本製品が特に耐磁気仕様となっているかは不明なため、磁気の強いものの近くに置くことは避けた方が安全です。一般的な使用においてはそれほど気にする必要はないかもしれませんが、注意するに越したことはありません。