SOLMIMI SOLMIMI 1.2M USB C to USB A 3.0 変換アダプター US2

本製品はOTG（On-The-Go）機能に対応しています。これは、例えばスマートフォンやタブレットなどのType-Cデバイス（ただし、ホスト機能を持つ必要があります）に、このアダプタを介してUSBメモリやキーボード、マウスといったUSB-A周辺機器を接続して、それらを直接操作したりデータにアクセスしたりできる機能です。PCを介さずにデバイス間でデータのやり取りをしたり、外部入力機器を使って作業効率を上げたい場合に便利です。商品情報にも「OTG 音楽鑑賞」やType-Aホスト（PC/USB HUB）とType-Cデバイス（イヤホン/メモリ/HDD）の接続例が記載されており、OTG機能の利用が想定されています。ただし、OTG機能の利用は接続するホスト側デバイスがOTGに対応している必要があります。

本製品には、物理的なスイッチ操作などでデータ通信機能を無効にして充電のみを行うように切り替える「充電専用切替機能」は搭載されていません。アダプタを介して機器を接続すると、常にデータ通信が可能な状態となります。そのため、公共の充電ステーションなど、セキュリティが完全に担保されていない場所でスマートフォンなどを充電する場合、データアクセスや情報漏洩のリリスクを完全に排除することはできません。より安全な充電を重視する場合や、データ通信を意図的に遮断したい場合は、この機能を持つ別のアダプタを選択するか、接続機器側の設定でデータ通信を無効にするなどの対策が必要です。

本製品の本体には、電源供給状況やデータ通信状態を示すLEDインジケーターは搭載されていません。そのため、アダプタや接続機器が正常に動作しているか、データ転送が行われているかなどを、アダプタ本体の光で確認することはできません。接続状況は、接続しているPCやデバイスの画面表示、または周辺機器（例: USBメモリのアクセスランプ）の挙動で判断する必要があります。シンプルでコンパクトな設計のため、LEDがないのはデザインやコスト優先と考えられますが、視覚的に接続状態を確認したいユーザーにとっては不便に感じる可能性があります。

本製品は変換アダプタ自体が1.2M（または他の長さ）のケーブルとして設計されており、スティック型アダプタに短いケーブルが付いているタイプではありません。そのため、アダプタ本体にケーブルを巻き付けたり収納したりする機能はありません。ケーブル型の特性として、使用しない時はまとめる必要があります。特に長いモデルは、携帯する際にバッグの中で他のものと絡まったり、かさばったりする可能性があります。ケーブルをきれいにまとめたい場合は、別途結束バンドなどを用意する必要があります。コンパクトな収納性よりも、ケーブル長による接続の自由度を優先した設計と言えます。

本製品はケーブル型の変換アダプタであり、スティック型アダプタのようにコネクタ部分や本体の角度を特定の向きに固定したり調整したりする機能はありません。ケーブルの柔軟性によって、接続機器のポートに対してケーブルが曲がることで位置の調整はある程度可能ですが、これは固定された角度調整機能とは異なります。L字型コネクタのように特定の角度で固定される形状でもありません。PCのUSB-Aポートに接続した場合、ケーブルはポートから垂直に伸び、そこからケーブルの特性に従って曲がることになります。複数のポートが隣接している場合でも、ケーブルの太さによる干渉の可能性はありますが、スティック型よりは干渉しにくい場合があります。

本製品の本体部分には、ストラップやキーホルダーなどを通して持ち運び時の紛失を防ぐためのストラップホールは設けられていません。小さめのコネクタ部分を持つケーブル製品ですが、特に短いモデルを単体で持ち運ぶ際には、ポケットやかばんの中で他の荷物に紛れて見つけにくくなったり、落としてしまったりする可能性があります。紛失が心配な場合は、他の小物と一緒にポーチに入れたり、ケーブルタイでPC本体などに固定したりするなど、別途対策を講じる必要があります。シンプルさを優先したデザインのため、付加機能としてのストラップホールは省略されています。