アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ノートパソコンスタンド NPS-S

無段階で高さ調整が可能なので、ノートPCの画面をデスク上のPCモニターと高さを合わせたり、オンライン会議でカメラ位置を調整したりするのに便利です。目線を上げることで、うつむきがちな姿勢を改善し、首や肩への負担を軽減できます。ただし、調整時はやや力が必要なため、スムーズな操作感というよりは、一度設定したら固定して使う用途に向いています。

無段階で自由に角度を調整できるため、ノートPCの画面の映り込みを防いだり、作業内容や姿勢に合わせて最適な角度に設定できます。例えば、資料を見ながら作業する場合は垂直に近い角度に、外付けキーボードでタイピングする場合はやや寝かせた角度になど、柔軟に対応できます。関節がしっかり固定されるため、タイピングなどで振動が加わっても角度がずれにくいです。

タブレットを載せる部分が回転して縦横を切り替える機能はありません。ノートPCを主に使う場合は縦置きする機会は少ないですが、タブレットを縦置きで使いたい場合は、デバイス自体を回転させる必要があります。この機能がないことでコストを抑えられていると考えられますが、頻繁にタブレットの縦横表示を切り替えるユーザーにとっては不便に感じる可能性があります。

コンパクトに折りたたむことができるため、使用しない時にデスクの引き出しに入れたり、隙間に立てかけたりして収納できます。これにより、デスク周りをすっきり保てます。ただし、本体重量が約814gと重めなので、バッグに入れて持ち運ぶというよりは、自宅やオフィス内での移動や一時的な片付けに便利な機能と言えます。携帯性を重視する方には、より軽量なモデルが向いています。

ケーブルを通すための溝やクリップなどの機能はありません。ノートPCやタブレットを充電しながらスタンドを使用する場合、充電ケーブルがむき出しになり、デスク上で絡まったり、見た目が煩雑になったりする可能性があります。ケーブル周りを綺麗に保ちたい場合は、別途ケーブルバンドやクリップなどで工夫する必要があります。機能としてはシンプルですが、この点ではやや不便を感じるかもしれません。

スタイラスペンなどを立てて置いたり、収納したりするための専用スペースはありません。タブレットとペンを一緒に使う方や、ノートPCでペンタブレットを使用する方は、別途ペン立てを用意するか、デスク上に直接置く必要があります。この機能は必須ではありませんが、ペンをよく使うユーザーにとっては、あると便利な機能です。機能がないことで、スタンドの構造がシンプルになっています。