COLBOR CL60 撮影ライト

専用アプリ「COLBOR Studio」に対応しており、スマートフォンからライトの明るさや色温度、特殊効果などを遠隔で操作できます。PowerCubeシステムと連携することで、複数台のライトを一括または個別に制御することも可能です。設置場所を選ばず、手元で直感的に調整できるため、特に動画撮影において効率的なワークフローを実現できます。

本体での操作に加え、スマートフォンアプリをリモコンとして使用できます。物理的なリモコンは付属しないようですが、アプリ制御によってスタンドに設置した状態でも手元で明るさや色温度の調整が容易に行えます。PowerCubeシステムによる複数台のマトリクス制御も遠隔操作に含まれます。

付属のACアダプターの他、USB-C PD（80W以上推奨）、別売りのVマウントバッテリーまたはNP-Fバッテリー（アダプター必要）での給電に対応しています。これにより、屋外や電源のない場所でも使用可能です。ただし、USB-C PDの場合は必要な出力が高いため、お使いのモバイルバッテリーやアダプターの仕様を事前に確認することが重要です。安定した給電には高出力タイプが推奨されています。

フラッシュ、稲妻、テレビ、電球の故障、炎、パパラッチ、SOS、ロウソク、花火、パーティーの10種類の特殊効果モードを内蔵しています。これらのモードを使うことで、映像制作時にシーンに合わせた雰囲気のある光の演出を簡単に行えます。動画撮影での表現の幅を広げるのに役立つ機能です。

冷却ファンを搭載しており、ある程度の静音設計がされています。しかし、レビューによると100%出力で長時間の連続使用をするとファンノイズが大きくなったり、熱停止することがあるようです。音声収録を伴う撮影で使用する際は、光量を抑えるか、送風などで熱対策を行うことを検討してください。完全に無音ではありません。

COLBOR独自のPowerCubeシステムにより、本製品を複数台連結して、一台のライトから他のライトの明るさや色温度を一括で制御できます。また、COLBOR Studioアプリを使えば、最大10台のCOLBORライトをグループ化し、スマートフォンからまとめて操作することも可能です。多灯ライティングのセットアップや調整が効率的に行えます。