TOP.STAR プロジェクタースクリーン 80インチ 16:9 (PJS-80-169)

この製品は、スクリーン表示の高さを自由に調整できる機能を備えています。スクリーンを引き上げる際に、任意の高さで固定することが可能です。これにより、視聴する人数や座る位置、プロジェクターの設置高さに合わせて、最適な視覚範囲を柔軟に設定できます。床に座ってローポジションで楽しんだり、椅子に座って高い位置で視聴したりと、様々なシチュエーションに対応できるため、使い勝手が良いです。

この製品には、スクリーンの角度を前後に調整する機能は搭載されていません。スクリーンは垂直に固定されるため、プロジェクターの投写角度が斜めになる場合、映像に台形歪みが生じる可能性があります。プロジェクター側の台形補正機能を使用するか、プロジェクターをスクリーンに対して正面から投写できる位置に設置する必要があります。特に、天井吊り下げ式のプロジェクターを使用する場合や、設置スペースが限られている場合には注意が必要です。

この自立式スクリーンは、使用しない時にコンパクトに折りたたんで収納できる機能を備えています。スクリーンはアルミ製のケースに収納され、収納時のサイズはW1900×D120×H120mmと細長くなります。これにより、部屋のスペースを有効活用でき、使わない時は邪魔になりません。持ち運びも可能で、自宅内での移動はもちろん、会議室やイベント会場など、様々な場所へ手軽に持ち運んで使用することができます。

この製品には、スクリーンを支える脚部にパンタグラフ構造が採用されているという明確な記載はありません。スクリーンは自立式のケースから引き上げられ、エアーシリンダーによってスムーズに昇降する仕組みです。パンタグラフ構造は、特に大型スクリーンで安定性を高めるために用いられることが多いですが、本製品は引き出し式の足で安定性を確保しています。一般的な使用においては十分な安定性がありますが、パンタグラフ構造特有の堅牢性や精密な調整機能は期待できません。

この製品には、スクリーンを設置する場所を記憶するためのマーキング機能は搭載されていません。毎回同じ場所にスクリーンを設置する際には、目視で位置を調整する必要があります。頻繁に設置と撤去を繰り返す場合や、常に正確な位置に設置したい場合には、床にテープなどで目印を付けるなどの工夫が必要になるでしょう。この機能がないことで、設置の手間がわずかに増える可能性があります。

この製品には、スクリーンの生地のみを交換できる機能は搭載されていません。もしスクリーン生地が汚れたり、破損したりした場合は、スクリーン全体を買い替える必要があります。生地交換機能があれば、長期的なメンテナンスコストを抑えたり、異なる種類の生地に交換して映像表現を変えたりすることが可能ですが、本製品ではそのような柔軟性はありません。購入後は、スクリーン生地の取り扱いに注意し、大切に使用することが求められます。