RAKU 車椅子 介助型 折りたたみ式 簡易車椅子

介助型車椅子として、8kgという軽量なアルミフレームと360°回転する前輪により、介助者は少ない力でスムーズに操作できます。小回りが利きやすく、屋内や狭い場所での取り回しに優れています。一体式の介助ブレーキも搭載されており、基本的な走行と停止は問題なく行えます。

跳ね上げ可能な肘掛けと足置き台が備わっており、利用者の乗り降りを容易にします。しかし、座面の高さや奥行き、背もたれの角度など、より詳細な身体に合わせた調整機能は限定的です。座面幅が30cmと狭いため、体格によってはフィットしない場合があり、その際は別途クッションなどで調整が必要です。

介助者用のブレーキが一体型ハンドルに搭載されており、坂道や停止時に安全を確保できます。ノーパンクタイヤはパンクの心配がなく、安定した走行に寄与します。ただし、後方転倒防止装置の記載はなく、小型タイヤのため、段差や不整地での転倒リスクには介助者が特に注意を払う必要があります。

重量わずか8kgという超軽量設計と、全幅48cm×全高78cm×全長30cmに折りたためるコンパクトさが最大の特長です。アルミ合金製フレームにより、女性や高齢者でも片手で持ち運びが可能で、車のトランクへの積載や公共交通機関での移動、自宅での収納が非常に容易です。

ハニカム状の通気性ファブリックが採用されており、夏場でも蒸れにくく、比較的快適な座り心地を提供します。しかし、体圧分散に特化した高機能クッションは備わっておらず、長時間の使用ではお尻や太ももへの負担が大きくなる可能性があります。必要に応じて、別途体圧分散クッションの併用を推奨します。

軽量なアルミ合金製フレームは、日常的な使用において十分な耐久性を持っています。ノーパンクタイヤは空気入れの手間やパンクの心配がなく、メンテナンスが容易です。シートは通気性があり、清掃もしやすい素材です。ただし、スタッフレビューにはブレーキの初期不具合の報告もあり、定期的な点検が重要です。