WYZE WYZE Cam Pan v3

双方向オーディオに対応しており、カメラ越しに会話が可能です。しかし、スタッフレビューでは「カメラの1m以内くらいでないと、カメラ側もアプリ側もどちらもほぼ聞こえません」という厳しい評価があり、音声の品質や到達距離に大きな制限があることが示唆されます。これにより、不審者への警告や遠隔でのコミュニケーションといった本来の目的を十分に果たすことが難しい場合があります。音声機能を重視する場合は、この点に注意が必要です。

自動追跡機能を備え、人やペットの動きを感知して追従録画が可能です。スタッフレビューでは「動体検知時と追従も悪くない」と評価されています。しかし、検知通知の細かい設定や特定のピンポイントな設定は有料サブスクリプションに加入しないと利用できないという大きな制限があります。無料利用の場合、「1日中通知が鳴りまくるかほぼ鳴らないかの2択」という状況になりやすく、誤検知の多さや必要な通知を見逃す可能性があり、カスタマイズ性には課題が残ります。

カラーナイトビジョン機能を搭載しており、従来の白黒映像に比べて夜間でも色情報のある映像を記録できます。スタッフレビューでは「夜はしっかり映る」と評価されていますが、「カラー暗視はある程度の光量がある時だけ有効だがほぼ見たことはない」という声もあり、完全な暗闇でのカラー撮影は限定的である可能性があります。また、「暗視モードだと、下を向いた際に本体に赤外線ライトが当たって映像が見えなくなる」という設置上の注意点も指摘されており、最適な設置方法を考慮する必要があります。

スマートフォンにインストールした専用のWyzeアプリを通じて、カメラのライブ映像をリアルタイムで確認できます。外出先からでも自宅や設置場所の状況をすぐに把握できるため、防犯や見守りに役立ちます。アプリからはパン・チルト操作も可能で、広範囲を遠隔で確認できる利便性があります。ただし、スタッフレビューでは無線LAN性能の弱さが指摘されており、映像が不安定になる可能性があるため、安定したWi-Fi環境が重要です。

microSDカードへのローカル録画に対応しており、有料サブスクリプションなしでも映像を保存できる点は評価できます。これにより、月額費用をかけずに基本的な監視機能を維持できます。ただし、スタッフレビューによると、イベント検知時の映像をアプリで即座に確認するには有料サブスクが必要であり、無料の場合はSDカード内の連続録画データから手動で探す必要があり、タイムスタンプのズレも相まって確認に手間がかかる可能性があります。

商品情報に映像反転機能に関する直接的な記載はありません。スタッフレビューでは、暗視モード時に本体に赤外線ライトが当たって映像が見えなくなる場合があり、「確実に撮影したい場合は上下逆さまにしてマウントする必要がある」との指摘があります。これは、映像反転機能がない場合に設置方法で対応する必要があることを示唆しています。天井など逆さまに設置する場合には、映像が逆さまに表示される可能性があるため、注意が必要です。