ティファール(T-fal) 電気ケトル 1.0L 転倒お湯もれロック 「ジャスティン プラス ロック ブラック」 KO4428JP

本製品は「転倒お湯もれロック」タイプであり、万が一ケトルを倒してしまっても、お湯が外に漏れにくい構造になっています。これは本体と蓋の間にシーリング構造を持たせるなどして実現されており、こぼれる量を最小限に抑えます。キッチンやテーブルで使用中にうっかり手や物にぶつけてしまった際などに、高温のお湯が広がるリスクを減らすのに役立ちます。特に小さなお子さんやペットがいるご家庭では、万が一の事故を防ぐ上で非常に重要な安全機能と言えます。完全に漏れないわけではありませんが、一般的なケトルと比較して高い安全性を備えています。

製品名や商品概要に「給湯ロック付き」と記載がある通り、この機能が搭載されています。お湯を注ぐ際には、注ぎ口付近にあるレバーやボタンなどを操作する必要があります。普段はロックされた状態になっているため、ケトルを持ち運ぶ際や、使用後にテーブルなどに置いている際に、誤って注ぎ口に触れてしまい、意図せずにお湯が出てしまうといった事故を防ぐことができます。転倒湯漏れ防止機能と合わせて、電気ケトルの安全性を高める上で効果的な機能です。安全に使用したい方にとって、確認しておきたいポイントの一つです。

本製品の注ぎ口には、湯沸かし中に発生しやすい湯垢などの混入を防ぐためのフィルターは搭載されていません。そのため、長く使用しているとケトル内部に付着したミネラル分などが、注ぐ際にカップに入ってしまう可能性があります。クリアなお湯を楽しみたい場合や、湯垢の混入が気になる場合は、定期的にケトル内部の洗浄を行う必要があります。湯垢はクエン酸などを使ってお手入れすることで落とすことができます。フィルターがない分、注ぎ口の構造自体はシンプルになっていると考えられます。

電源プレートの底部などに、使用しない電源コードを巻き付けて収納できる機能は搭載されていません。電源コードは本体から伸びており、電源プレートに接続する仕様です。そのため、使用しない時はコードをそのままにしておく必要があります。キッチンカウンターや棚に置いておく際に、コードが邪魔になったり、見た目がごちゃついてしまったりする可能性があります。コードをすっきりまとめておきたい場合は、別途バンドなどで結束するなどの工夫が必要になるかもしれません。シンプルな構造のため、この機能は省かれています。

お湯が沸騰完了した際に、音や光で知らせる機能は搭載されていません。スタッフレビューにも「沸き上がりの合図が無いため気づかないことがある」との言及があります。湯沸かし中は電源ランプが点灯しますが、沸騰すると自動で電源がオフになりランプも消灯します。そのため、お湯が沸いたかどうかは、ランプが消えたことを目視で確認するか、ケトルからの音で判断する必要があります。他の作業をしながらケトルを使用する場合など、沸騰完了に気づきにくい可能性があるため注意が必要です。