COLAMY ハイバック エグゼクティブオフィスチェア

座面や背もたれの角度を個別に調整する機能については、製品情報に明確な記載がありません。ロッキング機能は謳われていますが、座面と背もたれが連動して動くシンクロロッキングの範囲内で、個別の角度調整はできないと考えられます。これにより、体型や作業内容に合わせて細かく姿勢を最適化する自由度が限られ、長時間の作業で特定の部位に負担が集中する可能性があります。

背もたれが体の動きに柔軟に追従する機能（シンクロロッキング以外の、より高度な追従メカニズム）については、製品情報に具体的な言及がありません。ロッキング機能はありますが、これは一定の角度で固定されるか、揺れる範囲が限定的であるため、常に背中をサポートし続けるような高度な追従機能は期待できません。作業中の姿勢変化に対して背もたれが常に密着するようなサポートを求めるユーザーには不向きかもしれません。

座面内部に体重を分散する素材や構造を採用しているという明確な記載はありません。一般的なクッション材が使用されている可能性が高いですが、特定の体圧分散技術が導入されているわけではないようです。長時間の着座において、お尻や太ももへの圧力が一点に集中しやすくなる可能性があり、疲労感の蓄積や血行不良の原因となることも考えられます。

ヘッドレストの位置や角度を個別に調整できる機能については、製品情報に記載がありません。ハイバックタイプの背もたれに一体化されているため、ユーザーの身長や座高に合わせてヘッドレストの位置を微調整することはできません。これにより、首や肩への最適なサポートが得られない場合があり、特に体格によっては首の位置が合わず、かえって負担を感じる可能性もあります。

アームレストにはフリップアップ機能があり、90度回転させてデスク下に収納できるため、省スペースに貢献します。しかし、高さ、前後、左右の角度といった多段階の調整機能については記載がありません。これにより、腕や肩の負担を軽減するためにアームレストを最適な位置に調整する自由度が限られ、長時間のキーボード操作やマウス作業において、肩こりや腕の疲労を感じやすくなる可能性があります。

製品情報にはロッキング機能と90度から110度の安全ロッキング角度調整、傾斜テンションコントロールが記載されています。しかし、スタッフの確認結果では「リクライニングと前後に90～110度ファンクション出来るとありましたが、実際には出来ない」と明確に報告されています。このため、機能自体は謳われているものの、実際には期待通りに動作しない、または非常に限定的な機能である可能性が高いです。ロッキングの強さや範囲を細かく調整してリラックスしたいユーザーにとっては、大きな不満点となるでしょう。