KIOXIA(キオクシア) TransMemory U301 KLU301A256GL

製品情報にアクセスランプの有無に関する記載はありません。一般的な低価格帯のUSBメモリでは省略されることが多い機能です。データ転送中にLEDランプなどが光らないため、PCから安全に取り外す際は、OSの機能を使って確実に認識解除の手順を行うことが推奨されます。ランプがないことで、データの書き込みや読み出しが正常に行われているか視覚的に判断しづらい点は留意が必要です。

本体の端にストラップを取り付けられる穴が設けられています。ここにストラップやキーホルダーを通せば、カバンや鍵束などに取り付けて携帯できるため、紛失のリスクを大幅に減らすことができます。会議室への移動時や、複数の場所でPCを使う際など、持ち運びが多いユーザーにとっては非常に便利な機能と言えます。デザインのアクセントとしても楽しめます。

コネクタ部分を保護するためのキャップが付いているタイプです。キャップを紛失する心配がありますが、この製品はキャップを本体後部に取り付けられる構造になっているため、使用中にキャップをなくすリスクを低減しています。キャップレスタイプのように片手で手軽に使えるわけではありませんが、端子をしっかりと保護できるメリットがあります。

製品自体にパスワードロックやハードウェア暗号化などのセキュリティ機能は搭載されていません。万が一USBメモリを紛失した場合、保存したデータが第三者に見られてしまう可能性があります。機密性の高いデータや個人情報を保存する際は、WindowsやmacOSに標準搭載されている暗号化機能（BitLocker、FileVaultなど）を利用するか、別途市販のセキュリティソフトウェアを使うなどの対策が必須となります。

物理的にUSBメモリへの書き込みを禁止するためのスイッチは搭載されていません。これにより、重要なシステムファイルやバックアップデータを保存した際に、誤って上書きしたり削除したりするリスクが伴います。特に、PCのリカバリーディスクとして使用する場合などは、データの内容が変更されないように取り扱いに十分注意が必要です。この機能があれば、不用意なデータ変更を防げます。

製品に特定のファイルやフォルダを隠すための機能は搭載されていません。他人に見られたくないデータをUSBメモリに保存する場合、OSの機能を使ってファイルを隠し属性に設定するか、フォルダにパスワードを設定するといった対応が必要です。共有PCなどで使用する際など、プライバシーを守るためにはユーザー自身での対策が必要となります。