AKASO Brave 4 Pro

Brave 4 Proには手ブレ補正機能が搭載されています。ただし、最上位機種のような高度な補正ではなく、電子式手ブレ補正（EIS）であるため、激しい動きや大きな揺れには対応しきれません。日常的な使用や、比較的緩やかな動きの撮影に適しています。より高度な手ブレ補正を求める場合は、ジンバル一体型のアクションカメラや、光学式手ブレ補正を搭載した上位機種を検討する必要があります。EISは映像をクロップして補正するため、画角が狭くなる点にも注意が必要です。

Brave 4 Proは、標準で付属する防水ケースを使用することで、水深40mまでの水中撮影が可能です。ただし、防水ケースを装着すると音声録音はできません。また、防水性能はケースの密閉性に依存するため、使用前に必ずパッキンの状態を確認し、ゴミや異物が挟まっていないことを確認してください。より安心して水中撮影を楽しみたい場合は、防水性能が高い上位機種や、専用のダイビングハウジングを検討すると良いでしょう。IP規格については明記されていません。

Brave 4 Proにはタイムラプス機能が搭載されています。一定間隔で撮影した静止画を繋ぎ合わせ、長時間の変化を短時間で表現できます。ただし、バッテリー容量が限られているため、長時間のタイムラプス撮影には外部電源が必要です。また、撮影間隔や画質設定によってバッテリー消費が大きく変動するため、事前にテスト撮影を行い、バッテリー持続時間を確認することをおすすめします。より高画質で長時間のタイムラプス撮影を行いたい場合は、バッテリー容量が大きい上位機種や、外部電源に対応した機種を検討すると良いでしょう。

Brave 4 Proにはスローモーション機能が搭載されています。2.7Kで2倍、1080Pで2倍、720Pで4倍のスローモーション撮影が可能です。ただし、解像度が高いほどフレームレートが低下し、画質が劣化する点に注意が必要です。また、スローモーション撮影時は手ブレ補正の効果が弱まる場合があります。より高画質で滑らかなスローモーション映像を撮影したい場合は、高フレームレートに対応した上位機種を検討すると良いでしょう。

Brave 4 ProはWi-Fi機能を搭載しており、スマートフォンアプリ「AKASO GO」と連携することで、撮影した動画や写真をワイヤレスで転送したり、カメラを遠隔操作したりできます。ただし、Wi-Fi接続はバッテリーを消費するため、長時間の使用には注意が必要です。また、アプリの使いやすさや安定性は、ユーザーレビューを参考にすると良いでしょう。より高速なWi-Fi転送や、クラウドストレージ連携を求める場合は、上位機種を検討すると良いでしょう。

Brave 4 Proには音声制御機能は搭載されていません。アクションカムは、手袋を着用していたり、水中だったり、あるいは動きながら操作することが多いため、音声操作があると非常に便利ですが、本製品では対応していません。ハンズフリーで操作したい場合は、リモコンを使用するか、音声制御に対応した上位機種を検討する必要があります。