WTW 塚本無線 WTW-TC31AP トレイルカメラ 防犯カメラ

本製品は乾電池8本で動作するため、外部電源が不要です。これにより、電源の確保が難しい場所でも設置が容易になります。また、別売りのソーラーパネル（最大21000mAhのバッテリーセットあり）を併用することで、乾電池の消耗を気にせず長期間の運用が可能となり、バッテリー交換の手間を大幅に削減できます。ただし、内蔵バッテリーではなく乾電池式であるため、定期的な乾電池の交換は必要となる場合があります。

広範囲人感センサー（PIRセンサー）を搭載しており、周囲と温度差のある人や動物の動きを自動で検出し、即座に録画を開始します。これにより、不審な動きがあった時だけ効率的に映像を記録し、無駄な録画を減らすことでストレージ容量と電池の消費を抑えることができます。動きがない間はスタンバイモードに移行するため、バッテリー寿命の延長にも寄与します。

夜間でも鮮明な映像を撮影するために赤外線LEDを搭載しています。これにより、暗闇の中でも対象物を白黒でしっかりと捉えることができ、夜間の防犯対策において重要な役割を果たします。ただし、ガラス越しでの撮影では赤外線が反射してしまうため、設置場所には注意が必要です。また、室外機近くや夏場など、周囲との温度差が少ない環境では赤外線検知が不安定になる場合があります。

本製品はAP（アクセスポイント）モードを搭載しており、スマートフォンとカメラを直接接続して映像確認や設定変更が可能です。これによりインターネット環境がない場所でも手元で操作できる利便性がありますが、遠隔地からのリアルタイム監視には対応していません。遠隔監視を必要とする場合は、Wi-FiやLTE回線を利用する別のタイプの防犯カメラを検討する必要があります。

本製品に関する情報にはクラウド録画機能の記載がありません。録画データはMicroSDカードに保存される形式です。カメラ本体が盗難された場合、MicroSDカードも一緒に失われるリスクがあるため、重要な証拠映像を確実に保護したい場合は、別途クラウドストレージサービスに対応したカメラや、定期的にMicroSDカードのデータをバックアップする運用が必要です。

本製品に関する情報には、マイクやスピーカーを介した双方向音声機能の記載がありません。そのため、カメラ設置場所の音声を聞いたり、カメラを通して話しかけたりすることはできません。不審者への警告や、宅配業者とのやり取りなど、音声によるコミュニケーションが必要な用途には適していません。映像のみの記録に特化した製品です。