COLBOR CL60 65W COB LED連続照明 バイカラーテンパラー

本製品はACアダプターに加え、USB Type-C PD、PD対応モバイルバッテリー、Vマウントバッテリー、NP-Fバッテリーといった多様な方法で給電可能です。これにより、コンセントがない屋外や移動中の撮影、デスク周りでの利用など、場所を選ばずに柔軟な電源供給ができます。特にType-C PD対応は利便性が高く、手持ちの機材を活かしやすい点が魅力です。ただし、使用する電源によって最大出力が制限される場合があるため、必要な明るさが得られるか確認が必要です。携帯性と電源の多様性は、このライトの大きな強みです。

専用のスマートフォンアプリ「COLBOR Studio APP」から、ライトの明るさ、色温度、特殊効果などをワイヤレスで制御できます。複数のCOLBORライトを連携させてまとめて操作することも可能です。ライトを手の届かない位置に設置した場合や、カメラ前でライティングを調整したい場合に便利です。物理リモコンは付属しないため、スマートフォンが必須となりますが、アプリから詳細な設定やモード変更ができるため、操作の自由度は高いと言えます。アプリの使いやすさや安定性は、実際の使用感に影響する可能性があります。

10種類の基本ライティングエフェクトと、それを組み合わせた46種類のスペシャルモードを搭載しています。これにより、雷、花火、TV画面、パトカーといった様々なシーンや雰囲気を光で表現することができます。動画制作において、特定の状況を模倣したり、映像にダイナミックな演出を加えたりする際に役立ちます。これらのモードを効果的に使うことで、より説得力のある映像を作り出すことが可能です。モードの種類が豊富なので、幅広いシーンに対応できるでしょう。

本体には「スマート冷却」および「ハミングバードインテリジェンス冷却システム」と呼ばれる冷却ファンが内蔵されています。これにより、長時間の使用や高出力時でも本体の過熱を防ぎ、安定した性能を維持します。また、「クワイエットモード」を有効にするとファンノイズを20dB以下に抑えることができるとされています。これにより、マイクの近くにライトを置く必要がある撮影でも、ファンノイズが音声に混入しにくい設計となっています。ただし、完全に無音ではないため、非常にシビアな録音環境では注意が必要です。

商品情報からは、本体に明るさや色温度などの設定情報を表示する物理的なディスプレイの有無を確認できませんでした。本体操作部にある可能性はありますが、情報がないため搭載されているかは不明です。主な操作はスマートフォンアプリで行う設計になっていると考えられます。物理的な表示がない場合、現在の設定値を確認するためには常にアプリを起動する必要があるため、素早い設定変更やオフラインでの確認がしにくい場合があります。

明るさ（輝度）を0%から100%の間で、細かい段階で調整することが可能です。これにより、被写体に対して適切な明るさをピンポイントで設定したり、光量の変化を滑らかに演出したりすることができます。写真や動画の露出を細かくコントロールしたい場合や、微妙な光のニュアンスを表現したい場合に非常に便利です。多くのCOBライトに搭載されている基本的な機能ですが、本製品もしっかり対応しており、ライティングの自由度を高めています。

光の色温度を2700K（暖色・電球色寄り）から6500K（寒色・昼光色寄り）の間で調整できます。これにより、撮影場所の照明環境に色合いを合わせたり、映像の雰囲気（例えば、夕日のような暖かさや青白いクールな雰囲気）を作り出したりすることが容易になります。環境光との色味の差をなくすことで、被写体の色をより自然に見せることができます。幅広い色温度範囲をカバーしているため、屋内外問わず様々なシーンに対応可能です。