Garmin(ガーミン) vivomove Trend

SuicaとGarmin Pay（Visaタッチ）に対応しており、買い物や電車での移動時にスマートウォッチをかざすだけで支払いが可能です。デバイスのバッテリーが10%以下になっても、バッテリーが切れるまではNFCモードでSuica機能が引き続き利用できるため、急な支払いにも対応できます。両手がふさがっている状況でもスムーズに決済できるため、日常の利便性が向上します。

本製品はスマートフォンとペアリングすることでGPSを使用する「コネクテッドGPS」機能を備えています。スマートウォッチ単独でのGPS測位機能は搭載されていないため、ランニングやサイクリングなどで正確な移動経路を記録するには、常にスマートフォンを携帯する必要があります。単体でGPSログを取りたいユーザーには不向きです。

アナログ時計の針が常に時刻を表示していますが、デジタルディスプレイは文字盤をタッチすることで表示される仕組みです。そのため、スマートウォッチとしてのデジタル表示が常に点灯しているわけではありません。腕を上げたりボタンを押したりしなくてもデジタル情報を確認したい場合には、この点は不便に感じる可能性があります。

5ATM（5気圧防水）の防水等級を備えており、雨の日やシャワー、プールでの水泳にも対応しています。日常生活での水濡れはもちろん、水泳アクティビティの記録も可能です。ただし、スタッフレビューには水場で使用すると画面内に結露が発生したという報告もあるため、過度な水中での使用や長時間の浸水は避けるのが賢明です。

血中酸素トラッキング機能が搭載されており、体内の血中酸素飽和度を測定し、健康状態の把握に役立てることができます。睡眠時血中酸素測定はバッテリー消費が早まるため、必要に応じて設定を調整することが推奨されています。日々の健康管理や運動時の体調変化の目安として活用できます。

本製品には、装着者の転倒を自動的に検知し、緊急連絡先に通報する機能は搭載されていません。万が一の事故や体調急変時に備えたい場合は、他の通信手段や安全対策を別途検討する必要があります。この機能は、特に高齢者や一人で活動することが多い方にとって重要な安全機能ですが、本製品では利用できません。