ウォーターフロント(Waterfront) ポケフラットサンシェイド S350-0773LB1-B8

本製品はボタンで開閉する手動タイプ（らくらく開閉）であり、最上位製品のような自動開閉機能は搭載していません。傘を開く際や閉じる際にシャフトを伸縮させる操作が必要です。これにより構造がシンプルになり軽量化やコスト削減に繋がっていますが、荷物が多い時や急いでいる時など、片手でスムーズに操作したい場面ではやや不便を感じる可能性があります。価格帯を考慮すれば手動開閉は一般的と言えます。

商品説明に「晴雨兼用」と明記されており、日傘としてだけでなく雨傘としても使用できます。生地には撥水加工が施されていると考えられ、急な小雨程度であれば雨をしのぐことが可能です。一本で晴れの日も雨の日も対応できるため、天気予報が不安定な日や、荷物を減らしたい旅行時などに便利です。ただし、本格的な雨傘ほどの耐水性や強度はないため、大雨や長時間の使用は避けるのが無難です。

親骨の先端にグラスファイバー素材を使用しており、ある程度の風に対してしなりがあり、骨が折れにくい構造になっています。スタッフ評価でも「強度も普通にある」というコメントが見られます。ただし、本体が非常に軽量であるため、強い風を受けると煽られやすく、耐久性に関するスタッフ評価で懸念の声もあることから、暴風など非常に強い風の日には破損の恐れがあるため使用を控えるのが賢明です。

本製品最大の特長である「ポケフラット」形状により、折りたたみ時のサイズがH22.5cm×W6cm×D3.3cmと非常に薄くコンパクトになります。一般的な折りたたみ傘のような円筒形ではなく平らなため、バッグの書類やノートPCなどと一緒に入れてもかさばりにくく、隙間にスッと収まります。約190gという軽量性も相まって、日常的に持ち歩くのに最適な高い携帯性を実現しています。

高い撥水加工が施されているため雨粒は弾きやすいですが、傘袋自体に吸水性があるなどの特別な濡れにくい収納機能は備わっていません。雨天時に使用した後は、水滴をしっかり払ってから付属の収納袋に入れるか、乾かしてから収納する必要があります。電車内など、周囲を濡らさないよう特に配慮が必要な場面では、タオルで拭くなどの対応が推奨されます。

傘を畳んだ状態で床などに立てて置くための自立機能は搭載していません。収納時は横置きにするか、壁などに立てかける必要があります。カフェや公共施設などで一時的に傘を置きたい場合に、傘立てがない場所では置き場所に工夫が必要です。携帯性を重視した薄型・軽量設計のため、自立機能は備えられていない仕様です。