Entina Tina2Basic 3Dプリンター 3DPRINTER2S

この製品にはフィラメント切れ検知機能は搭載されていません。そのため、夜間など長時間印刷を行う際には、フィラメントの残量に注意する必要があります。もしフィラメントが切れてしまった場合、印刷は中断され、最初からやり直す必要があります。フィラメント切れによる失敗を防ぐためには、事前にフィラメントの残量を確認し、十分な量をセットしておくことが重要です。また、印刷中にフィラメントの残量を定期的に確認することも有効です。

この製品には停電復帰機能が搭載されています。停電が発生した場合でも、印刷を中断した箇所から再開できるため、最初から印刷をやり直す必要がありません。ただし、停電が長時間に及んだ場合や、データが破損した場合は、正常に復帰できない可能性があります。停電復帰機能を使用する際には、事前にデータのバックアップを取っておくことをお勧めします。また、停電後には、印刷状態をよく確認し、必要に応じて調整を行ってください。

この製品には自動ベッドレベリング機能が搭載されています。手動でベッドの水平を調整する必要がなく、初心者でも簡単に使用できます。自動レベリング機能により、常に最適な印刷品質を維持できます。ただし、ベッドに大きな歪みがある場合や、センサーが正常に動作しない場合は、自動レベリングがうまくいかないことがあります。自動レベリングがうまくいかない場合は、手動で微調整を行う必要がある場合があります。

この製品にはヒートベッド機能は搭載されていません。そのため、PLA以外のフィラメントを使用する際には、注意が必要です。ABSなどの熱収縮しやすいフィラメントを使用する場合、印刷物がベッドから剥がれてしまうことがあります。ヒートベッドがない場合、印刷物の定着を良くするために、プラットフォームステッカーを使用したり、ベッドに接着剤を塗布したりするなどの対策が必要です。

この製品にはタッチパネル操作機能は搭載されていません。代わりに、2.4インチLCDスクリーンとノブボタンを使用して操作を行います。タッチパネルに比べると操作性は劣りますが、シンプルな操作で初心者でも扱いやすいです。LCDスクリーンには、印刷の進行状況や設定などが表示されます。ノブボタンを使って、メニューの選択や設定の変更を行います。直感的な操作が可能ですが、タッチパネルに慣れている方は、少し操作に戸惑うかもしれません。

この製品には造形プレビュー機能は搭載されていません。印刷前に完成イメージを確認することはできません。そのため、印刷前に3Dモデルをよく確認し、設計ミスや不具合がないかを確認する必要があります。プレビュー機能がないため、印刷を開始する前に、Gコードを確認したり、シミュレーションソフトを使用したりするなどの対策が必要です。印刷に失敗すると、材料が無駄になるだけでなく、時間も浪費してしまうため、事前の確認は非常に重要です。